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バンドを用いた運動の紹介

現状から判断しますと、2020年は異常にネガティブな年ですね・・・


2020年3月30日の段階では、コロナウィルスの影響で、運動をしたくてもジムに行くことが難しい方も多くいらっしゃるでしょうし、今後その規制が今以上に厳しくなる可能性も高いです。

そんな方々のために、ご自宅でゴムバンドを使ってできる運動を紹介いたします。

というのも、このような非常事態になって以来、世界中で多くの運動指導者の方々が自体重を用いた運動を紹介なさっているので、GS Performanceは少し違った運動の紹介をと思い、今日においては比較的に容易に手に入るゴムバンドを運動のアイテムに選びました。


では早速いきます。


まずはRDLです。

日常の運動ルーティンに今回紹介しているRDLのフォームに近い運動が入っている方は、その通りに行ってください。
それ以外の方で、この運動にご興味のある方は、ただただこの動作を真似するか、もう少し詳しく知りたい方は、このページで学習してください。


次の運動はLeg Pressです。

見たままの動作を真似してください。キーはバンドを踵にかけることと、真上ではなく斜め上に足を延ばすことです。可能であれば膝を伸ばそうとするのではなく、ハムストリングで臀部を伸ばそうとしてください。


次の運動はUnilateral Leg Curlです。

これも見たままなのですが、キーは動作中可能な限り膝の位置を変えないことです。


次は上半身の引く運動をいくつか紹介します。

最初はUp Right Rowです。

次にBent-Over Rowの肘を外に張りながら行うバージョン(wide)と肘を内側に入れるバージョン(narrow)です。

これらの運動も日常にウェイトトレーニングを取り入れている方々には親しみやすい運動ですので、詳細な説明は省きます。ただ、BO Rowにおける基本ポジションを的確に作るためには、先に紹介したRDLにおいて体の背部の柔軟性と安定性を構築しておかなければならないので、ご興味のある方でどうしても映像通りのポジションを作れない方はRDLから始めてください。また、BO Rowの詳細な説明はこちらのページにてご確認ください。


上半身の引く系運動で最後に紹介する運動はLat-Pull Downです。

まずは上方にあるバンドをひっかけることができる何かを探してください。取っ手等がなければ、ドア上面の端っこにもバンドはかけられます。


次は上半身の押す系運動の紹介です。

最初はChest Pressです。

動画で見られるように腕を動かしていただければ十分です。ただ、詳細の確認が必要な方は、Push-upでの腕の動かし方が参考になるので、こちらをご確認ください。


次はOver-Head Pressです。

この運動は可能な限り腕を耳の後ろで動かしたいです。ただ、そのためにはそれ相当の肩回りの柔軟性が必要となりますので、その柔軟性がない方は、できる限り肘を外に向けてこの運動を真似ていただければ十分です。肩回りの柔軟性と筋力を向上させたい方、もしくはその策を知りたい方は、こちらのページを参考にしてください。


最後に紹介する上半身の押す系運動はPush-upです。

皆さんがいつも行っている腕立て伏せに、バンドを使って負荷を加えた運動です。ちなみに、GS Performanceが推奨するPush-upのフォームはこのページでご確認いただけますので、ご興味のある方はご覧ください。



今後事態が安定に向かわない場合、ジムに行けないどころか外出が難しくなる状況に追い込まれるかもしれません。

そんな時でも、家の中でじっとしているのではなく、気が向いたときに、可能ならば日常のルーティンとして、運動をして血行促進と心のリフレッシュに用いてください。

今回は、詳細な運動フォームについて触れることはしませんでした。というのも、どのようなフォームであれ、動画で見れられるフォームに近い動作パターンで行っていただければ、やった分だけの効果は体に現れます。
こんな時だからこそ、フォームに目を向けるよりも、体を動かすという事実に目を向ける方がいいと思っています。気になる方だけ、各運動の説明書きについているページで動作確認をしてください。

健全な精神は健全な肉体に宿るそうですので、是非とも強い心をもって困難に立ち向かい打ち勝ちましょう!


今回紹介させていただいた運動以外にも、複数の自重を用いた運動がGS Performance 加賀洋平のYoutubeページで紹介されているので、それらも参考にしてください。そしてそれら運動の実施方法を知りたい方は、こちらのページをご参照ください。


このページに何かしらの価値を感じていただいた方々にお願いです。
現在のこのコロナウィルス蔓延の影響を受けて、苦境に面しているGS Performanceのためにサポートをお願いいたします。

よろしくお願いいたします。

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