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スクワット運動とその練習方法

GS Performanceの基礎運動紹介シリーズも、今回で第6弾を迎えました。

今回は、一般的にもよく知られている運動であり、最近は”美尻”などという単語が出てきて、美意識高き女性にまで注目を受ける存在にもなった、Squat(SQ)という運動を紹介します。

この運動はGS Performanceの運動指導の中でも中核を担う運動です。後日紹介することになるBack SQという運動と、先日紹介させていただいたDLという運動は、数多くあるウェイトトレーニング運動種目の中でも、最も重たい重量を扱える運動として、アスリートだけでなく、多くの筋トレ愛好家に頻繁に実施されています。

ただ一点だけ重要な留意点を上げておきますと、名前が同じだからと言って、同じ運動で同じ効能があるとは思わないでください。
例えば、SQという名称でも、テクニックが違えば効能も違うため、一概に同じ運動として扱うことはできない、ということです。
特に、GS PerformanceのSQは、一般的に扱われているSQとは殿筋の役割が非常に大きく、実施までに多くの時間と労力を伴います。つまり、事前の鍛錬がなければ理想のフォームにたどり着くことができないため、すぐに実施はできないということです。
ですので、今回のSQにチャレンジする前に、RLRDLDLの習得を強くお勧めいたします。


ではまずはこちらのビデオで動作確認をしてみてください。

最初の3回が自体重のSQで、その後の3回がSQ with Chairです。
今回はまず最初に自体重のSQの紹介をして、その後その運動の練習のための運動としてSQ with Chairを紹介します。そのSQ with Chair運動の紹介の際にエラー動作を交えて詳細に動作の説明をしますので、練習の順番としても、SQ with Chairができるようになってから自体重のSQを実施してみて下さい。

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