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ギターを始めたばかりの人が挫折せずに上達するための練習方法とは?

こんにちは!
GT SOUND LABのTAKUYAです!!

突然ですが、ギターを弾く楽しさとはなんでしょう?
結論から言うと、 「弾けた」という実感だと思います。
ギターは楽器ですから、弾きたくて手にするわけですよね。
そして最初はうまくいかないにしても、そのうちだんだん形になっていく。
あ、なんかちょっと弾けてるかも?という実感が生まれた時にギターは楽しくなります。
ですが、ギターはなかなか一筋縄では行きません。 弾きたくて始めたのに事態はなかなか進展しない。 もどかしくてイライラして、そのうちギターを諦めてしまう、そういう人は多いと思います。

実はギターを挫折を防げるコツというのは、最初にも書いた「あ、なんかちょっと弾けてるかも?」という部分にあります。
この少しずつでも前に進んでいるという感覚を味わうことが挫折せずにモチベーションを保つコツなのです。


今回はギターの楽しさを感じるために、ちょっとした練習メニューを考えました。
こんなコード進行を弾いてみましょう。

それぞれのコードを1回ずつジャラーンと弾いてください。

このコードの並びにはちゃんと意味があります。
CからスタートしてDに移動し、最後はGで着地するという、スタートとゴールがあるコード進行です。
Cがスタート地点、Gがゴールラインという音のイメージを持ちましょう。 音の響きに導かれる感覚がわかっていただけるでしょうか?
これは要するに短い曲です。 既存の曲 (自分の好きなアーティストの曲) で練習してもいいのですが、 覚えるコードが多かったりストロークが大変だったりしてなかなか思うようにいかないでしょう。
でもたった3つのコードをジャラーンと弾くだけならなんとかできるのではないでしょうか。 そして、こんなに短いフレーズでもなんとなく 「短い曲を弾き終わった」感覚が味わえると思います。
「弾けた」という実感を感じることができるコード進行なのです。


人は急に成長しません。 5分ある曲をいきなり練習しても、10個以上あるコードを全て覚えようと思っても、 オルタネイトストロークの仕組みを知らないのにいきなり16ビートストロークを弾いても、ましてやアルペジオも弾けないのにソロギターにチャレンジしても、うまくいかなくて当たり前です。

それよりも、たった4小節を、たった3つのコードを、たったひとつのジャラーンという弾き方をマスターしましょう。
それだけでも楽しいはずです。 というかそれだけでも難しいはずです。

物事を上達させる上で「スローステップ」という考え方があります。
いきなり高いハードルは越えられないので、ちょっとずつちょっとずつハードルを上げていく。 そうすると人は途中で挫折することなく上達していけます。
そんなふうに、無理な練習はやめて自分にできそうな練習メニューを考えてみましょう。 これくらいなら頑張れば弾ける、これくらいなら続けられる、そんな練習メニューを自分なりに考える。 ご自身の上達度合いは自分が一番知っているでしょうから、自分に最適な練習メニューも自分で考えたほうがいいでしょう。 先ほどあげたコード進行はひとつの例です。

ギターを始めたばかりの人の悩みで特に多いのが「Fコードがうまく鳴らない」というもの。ギター初心者の壁と言われるFコードですが、曲にも頻繁に登場するのでやはり避けては通れません。

次回はそんな人のための「Fコードを克服するための」練習方法を紹介したいと思います。
よかったらチェックしてみてください!


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