とある脇役のひとりごと___6_

「あなたも今日から、ひとり出版社!」ーただの事務OLがあこがれの海外バンドにインタビューできるWebメディアをブログで作るまでー


こんにちは!中村めぐみ @Tapitea_recです。


今回は、ただの事務OLがメディア業界に入社しなくても、たった一人であこがれのWEBマガジンのようなブログを作った1年間の歩みと、具体的なノウハウをお伝えします。


まだまだお話しできる実績ではないかもしれませんが、ブログで生活をしている前原和裕さん(https://maeharakazuhiro.com/)から、「ぐーちゃんのやり方は、従来のブロガーや、アドセンスやアフィリエイトだけで売り上げる方法とは全く違うから、ぜひ、noteにしてみてもいいんじゃない?」とすすめていただきました。


そこで、恥ずかしながら、私のやり方をまねすることで、一人でも多くの方の趣味の世界が広がることを祈って、有料マガジンを作ってみました。


ぜひ最後までお付き合いください!


「わたしプロデュースの、Webメディア」を作る

私は、今、台湾を中心にアジアの音楽を紹介する、「タピオカミルクレコード」という、音楽マガジン風のブログを運営しています。月のPVは1~2万PVほど。発信の内容は、音源紹介や、台湾・インドネシアのバンドのインタビュー。さらに、私自身の書きたいペースで、生き方についてなどのコラムなどを書いています。


ブログを開設してから1年間で取り組んだことは、

・まとめ記事音源紹介・バンド紹介
・台湾・中国・インドネシアのアーティストやプロモーターさんへのインタビュー。
・日本に進出したい、台湾の音楽関係会社からのメディア相談業務。
・ブログから派生した、音楽ライター業務 です。


冒頭でお伝えしたように、PVや収入としては、まだまだ小さいかもしれません。けれど、1年前よりも、目に見えないたくさんのつながりが得られ「わたしプロデュースの、Webメディア」を作れたことが、何よりの財産です。


さて、そんな私も、一年前までは何者でもない、一般企業に務めるただのOLでした。


「大人になっても、音楽に携わるのって、難しいよね」と思っていたOL時代

私は、音楽が大好きな家庭に育ちました。子供の頃から、ピアノを習ったり、合唱部に入ったりなど、音楽がいつもそばにある生活を送っていました。

もちろん、「大人になっても、ずっと音楽に携わっていたい!そうなれたら、絶対に幸せなのに!」という想いはありましたが、中学生の頃に母から「大人になってからは、手堅い職業につくんだよ。」と言われたことで、音楽の道に進むことを、あきらめました。(基本的に意思がなかった)

母の言う通り、「手堅い仕事をしよう」と思ったときに選んだのは、大手企業の事務OLになることでした。毎日、OLとしての事務仕事を行い、書類を何枚も書きながら、心の中では「あぁ、もっとクリエイティブな仕事がしたいなぁ……」と夢を見る日々。


とはいえ、入社した会社ではとても良くしていただきました。特に、今でも連絡をくださる元上司たちの下で、社会常識をしっかりと学ばせてもらえたことにとても感謝しています。

そうはいっても、仕事の内容自体は、クリエイティブ、とはかけ離れたものであることにジレンマを感じていました。

だって、いつもいつも、事務仕事をしているときも、会議に出席しているときも、心の中では音楽が鳴り続けていたからです。

そして、通勤電車の中で音楽を聴くことは、一日を乗り越えた自分にとって、ひとつの救いでした。そういった意味では、私にとって、音楽業界はまさに「憧れの業界」でした。


「台湾のバンド、情報少なっ(笑)」からの手作りWebマガジン風ブログ制作へ

それが変化したのは、台湾のバンドに出会ってからのことです。今でこそ、アジアのインディーズバンドの情報が多少手に入るようになりましたが、2016~2017年くらいは、そういった情報はまだ少なかったのです。当時は、Google翻訳を駆使して中国語の資料を翻訳しながら、自分なりに調査をして、情報を得ていました。


そこで、「私にできることはないかな?」と考えたところ、「日本に、もっと台湾音楽シーンのファンが増えれば、いつか台湾のバンドがたくさん来日する日が来るかもしれない」と、たった一人で台湾の音楽について伝えるブログをはじめました。

それが、今となっては、多くのアーティストさんが関わってくれる「Webメディア」となり、多くの読者さんの手に取っていただけるマガジンのようになり、あこがれのバンドにインタビューをしたり、ぜひ、ライブに来てください!とご連絡をいただけたりするようにもになりました。


私がブログ運営をしていくうえで、一番やりがいを感じるのは、私の手で「私の好きな音楽」の情報を広められることです。

たとえば、更新した記事について、SNSで読者さんからの感想(たとえば、「台湾の〇〇というバンドのギタリストは、日本の音楽が好きなんだ!好印象!」というようなご感想)を寄せていただくたび、いつも嬉しい気持ちになります。

また、読者さんの反応だけではありません。実際に、ブログを読んでくださった音楽業界の方からお仕事をいただけたり、台湾から「もっとどうすれば日本に台湾の音楽が伝わると思う?」という意見を求められたりする機会も増えました。

そして、お仕事になったことで、一番身近な存在である夫からも理解が得られ、少し豊かに暮らすことができるという、楽しいことだらけの趣味生活を送れています。


1年前は、ただの事務OLでしかなかった私が、たった1年間、たったひとりのブログ運営で、「Webマガジン風」の読み物を作れたこと。


趣味の世界に自分から飛び込んでいって、趣味の世界を深く広げられたこと。


台湾の友達や仕事仲間ができたこと。信頼してもらえていること。


このマガジンでは、そんな私が、これまでに大事にしてきた道のりについて、お伝えしていきます。

このマガジンは、こんな方におすすめです。

・自分も、憧れのカルチャーマガジン(音楽・映画・アート・雑貨の専門誌)を自分の手でゼロから作りたい方。(自分のブログで、実現できます!
・ブログをやっているんだけど、扱っているジャンルがニッチすぎてAdsenseやアフィリエイト(広告配信)の収益化に困っている方(アフィリエイト以外でブログから仕事を請け負う方法、教えます
・今はただのファンだけど、あこがれの人と一緒に仕事をしたいと悩んでいる方。(今まではイチファンとしてあこがれていたバンドやクリエイターに、メディア運営者として一緒に仕事ができる!)

今回、1年間やってみてわかったのは、「わたしたちが10代のころに憧れていた書店に並んでいた専門誌(たとえば、ロッキンオンのような音楽誌)を、自分の手で作れるような時代になったんだなぁ」ということです。

それは、決して、大きな力ではないかもしれません。

でも、規模は小さいながらも、ブログを活用することで、私たちが作りたいものを、私たちひとりひとりの手で作れる時代に、確実に変化しています。

また、日本でのシーンはまだ小さいかもしれませんが、台湾の音楽というジャンルで、わたしは何人もの現地の台湾人アーティストにインタビューすることができました。

ブログの仕事を通じて、現地の音楽ウェブメディアの台湾人編集者とも連絡を取って、台湾に行ったらご飯を食べる仲になれました。

私が企画したインタビューをブログで発信することで、「このアーティストのインタビューを日本語で読めるなんて感激しました」との感想をもらい、私のほうがもっと感激しました。

これらは私が10代の頃、雑誌の読者としてあこがれていた世界です。これをブログで再現できるとは、夢にも思いませんでした。

だからこそ、せっかく愛するカルチャーを、自分の手で発信したい!というあなたの手に取っていただきたいマガジンです。


このマガジンは、全部で7章に分かれており、この記事と「(1)私はこうして、個人ブログから、インタビューメディアへステップアップしました。」は無料でお読みいただけます。また、具体的なノウハウはそれ以降の章で、順次公開をします。

マガジン全体の価格は700円ですが、それぞれに単品買い価格を設定しているものもあるので、気になる項目のみお買い上げいただくことも可能です。

ただし、有料エリア内に気になる項目が3個以上ある場合は、単品買いは割高になり、マガジンとしてお買い上げいただいたほうがオトクです。そのため、ぜひ、最後までお読みいただきたいです。

それでは、本編へ!


【目次】

「あなたも今日から、ひとり出版社!」ーただの事務OLがあこがれの海外バンドにインタビューできるWebメディアをブログで作るまでー(当記事)

(1)私はこうして、個人ブログから、インタビューメディアへステップアップしました。
(2)「あなたも、好きなものへの愛情を惜しみなく注ぐWebマガジン風ブログを作ってみませんか?」ゼロからはじめるための作戦を教えます。

(3)あなたのブログを、「Webマガジン風ブログ」に仕上げるコツ15個

(4)「ひとり出版社」だって、海外とやりとりできちゃう。インタビューオファーから成立までの流れ。

(5)知名度が低くても大丈夫。月1~2万PVのブロガーが、ブログからお仕事をつくりだすコツを教えます。

(6)なにものでもない私たちが、少しずつ、何者かになるために。

サポートをどうもありがとうございます。大切に使わせていただき、新しい行動を起こして、また役に立つ情報をお届けしますね。