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母校でTOEIC受験 on January 29th, 2023

今年もTOEICを受験した。2021年から3回目。最初の年は、あまりの不出来さにショックを受け、昼間から暴飲暴食で荒れたこともあった。今年の受験会場は偶然に母校だった。学生時代、「いつかは英語が話せるようになりたい」とスキマ時間を見つけて学内の語学ラボへ通った。壁にたくさんのカセットテープがあるちょっと暗めの部屋で、音声教材を聞いていた。あれから30年。その跡地に立つ新校舎での試験だった。

最近は、NHKのラジオ講座に加え、インプットに偏らないようにとSNSで英語を使って発信してきた。コロナ禍では、ほぼ週3回のペースで25分のオンライン英会話も始めた。そもそも英語を勉強するのは好きだ。でも「努力そのもの」を楽しむ罠にハマっているのかもしれない、とも思う。

英語を身に着けたいと考えるようになったのはいつ頃からだっただろうか?高校生のとき、昭和が終わり、元号が変わった。やがて、ベルリンの壁が崩れ、東欧革命が始まり、その後の湾岸戦争へと続いた。報道を通じて、時代が大きく揺れているのを目にして、青年は、どう生きるべきか、考えた。そして、これからの世界では、コミュニケーションツールとしての英語が欠かせないと感じたのだ。

いま仕事で、英語を使うことはまったくない。あれこれと手を付け、やりっぱなし、散らかしっ放しのせいか、相変わらず上達しない。必要がスキルの母だ。もっとストレッチする場所を求めて出かけなきゃ。あの頃の青年が心の中で「いつかきっと」と自分に発破をかけているうちに。

追伸:
本日、結果が出た。昨年よりも85点アップした。人生最高点には5点足りなかったが、来年までお預けとしよう。チャレンジすれば、いくつになっても成長できると信じたい。

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