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大機小機 2024.1.6.

2024年1月6日・土曜日。「大機小機」は、日本経済新聞18面である。
タイトルは「国債費の当初予算と決算」だ。

ダイレクトに国債について記述している。そして、いつもと違う内容である。第五段落で、年度の歳出額と国債費が並んでいる。縦書きなのでわかりにくい。数字の部分を横書きにしてみよう。(単位は円)

20年度歳出額 予算 102.7兆 決算 147.6兆
20年度国債費    予算  23.4兆    決算   22.3兆

21年度歳出額    予算 106.6兆    決算 144.6兆
21年度国債費    予算   23.8兆    決算   24.6兆

22年度歳出額    予算  107.6兆    決算 132.4兆
22年度国債費    予算    24.3兆    決算   23.9兆

本文中にもある通り、この3年間の内20年度および22年度の歳出額決算は大幅に予算より上回っているものの、国債費は、決算が予算を下回っている。以上の流れから、30年度に向けて国債費は、7.4兆円増えるが、税収は17.8兆円増えると言う見込み。つまり、国債費を賄ってお釣りが出るという試算だと。

そして、最後の段落である。

成長なくして財政健全化なし。国債費についても、ここが基本ではないか。

どう捉えたらよいのだろうか?国債費の予算は、全て消化しないのだから、そんなに発行しなくても良いと言うのが主張なのだろうか。そんなに簡単な話ではない。そもそも、消費税と言う悪税が幅を利かせているための増収なのだから、消費税を廃止し、しっかり国債を消化、財政支出をし、我々の銀行預金が増えることを考えていただきたいものだ。

取り戻せ積極財政。消費税廃止!ストップインボイス! そして、サラリーマン増税大反対!

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