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にゃんぞぬデシ ワンマンライブ ネコの集会 〜下北沢でいい猫フェスタ〜 の感想文

「にゃんぞぬデシ史上最大規模のワンマン」と謳われた下北沢GARDENでの
あいにくの雨模様でしたが思ったより(?)人も入ってて安心しました。

今回のワンマンの注目点といえばまずはバンドメンバーの一新!ということでバンドの感想から。

 恥ずかしながらクラクラ(CRCK/LCKS)の越智さん以外は存じあげなかったのですが事前に経歴などを調べたうえでおもしろい化学反応が起きるのでは?!と期待が増して当日を迎えました。その期待を新たなサポートの皆さん見事に上回ってきてくれました!個人的にはベースの越智さんの馴染み具合が素晴らしく(うまいベースの人ってサポートで悪目立ちしちゃうの結構目にしてきたので・・・)かなりいい感じ!あとはやはりバンマスの木下哲さんもめちゃめちゃ上手かった!これまでサポート相当数こなされているのもわかる!となりました。

 実家BANDとの対比でいえば「知らない人」のイントロのギターフレーズがとても印象的。鍵盤の不穏な雰囲気(不協和音に近い感じだった)とともに心がもってかれました。

(あくまで備忘録用です、イントロだけ、たぶんこんな感じでした)

エルトンの最初のトリビュート(最近のやつはレディガガが歌ってる)に入ってたロッドスチュアートのカバーぽかった気がするのですがたぶん誰からも同意が得られそうにないので一応メモとして。
 僕の中の「知らない人」はどこかの地方都市の夏の終わりなイメージですが今回のバンドはもう少し都会的ででも洗練された印象。


 あと鍵盤のJYOさんも大活躍でいろいろな音色を使い分けてたのが面白かったです。にゃんぞぬデシが今後でかくなっていって管楽器とかもはいったらみたいな具体的なイメージを持つことができた!ハコのせいなのかPAのせいなのかわからないけど鍵盤の音色のメリハリが強かったのもそれぞれの楽曲のイメージが記憶に刻まれやすかった理由です。

 最後に、にゃんぞぬデシさんの作曲センスにもあらためて感動した夜でした。本当に似たような曲を再生産しないというか。洋楽、邦楽、年代問わず好きな音楽を吸収して自分の血肉にしていき慢心せずに良曲バンバンつくってほんとうに尊いなとおもいます。また披露された16曲中全国流通されてるのが5曲というのもすごい。通常ワンマンであればみんな知っている曲をやったほうがウケがいいと思うけれどあえて外して最新のにゃんぞぬデシで魅了してくれました。

 今回のワンマンで初披露した3曲も本当にどれもよくて。周囲の声だと総合的に「気分予報士」が彼女の歌では一番人気なのですがアンケとかになるとやはり「勘違い心拍数」か「スーパースター」になるのかな?どれか一曲となると「これ」とならないのが彼女の楽曲レベルの高さを物語ってるとおもいます。新曲の中でも傑作になるに違いない「短い永遠」だけでもなんとか音源化してくれないものだろうか・・・「短い永遠」〜「決まってる」の流れはバンド含めてハイライトでした。

-各曲雑感-(太字は全国流通盤もしくはサブスクリプションで聴ける楽曲)
01「同じ空の下どころか」音小さい?
02「赤点ロマンチック」C&Rとうとうやめたの?
03「偶然」良曲
04「サイドユー」完璧編曲
05「知らない人」新味出る
06「東京駅シティボーイ」モータウン
07「愛のある言葉」良曲
08「気分予報士」一番人気?
09「短い永遠」キャロルキング
10「決まってる」編曲最高
11「ネコの原理」C&Rが平易に
12「スーパースター」良曲
13「泣く子も笑う」再現度高
14「勘違い心拍数」柏倉神
en1「新曲タイトル未定」記憶薄
en2「ハッピーエンド建設中」ラストホイッスルボイス忘れた?

うろ覚えなのですが新曲はそれぞれタイプが違う曲で弾き語りでどういう形になるのかも楽しみ。(まぁその前に歌詞を全部知りたいし公式音源化を期待したい!)


  次回のWWWXは5月29日でまた金曜日。ここまでくると戦略的に土日を外してるんだなといのがわかってきたり。今後もにゃんぞぬデシの動向から目が離せない、そんな素晴らしい夜でした!

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(にゃんぞぬデシさん、次回のワンマンライブは2020年のグラミー賞にもノミネートされているBig Thiefと同じWWWX!!!ということは実質にゃんぞぬデシもグラミー賞候補)




 

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