かたつむり

みたび

はぁ~い💛 シーム♀です
仏の顔も三度・・・・なんて言葉があるみたいだけど、うさぎは3度見たら癖になるわよ

今日は、わたしが何故シュシュを巻くようになったか・・・・
きっかけをお教えするわね

実はねわたし、この家に厄介になってすぐの夏に、暑さのあまりストレスを感じてしまって、首の毛をむしり過ぎて、人間で言うところの「のど仏」の部分を『HAGE』にしてしまったことがあるの

毛がなくなるってウサギにとっては一大事よ!
因幡の白兎だって悲惨な思いをしたでしょう? それはそれは大騒ぎよね?
わたしには見えないけど、それなりに違和感はあったわけ
ちょっとグロテスクな下の写真だけど、地肌が見えてるの・・・・でね、このままにしておくとカビてしまうのよΣ(・ω・ノ)ノ!

ウサギの♀女性(主にドワーフ種)は大人になると『肉垂』といって、首と胸元にかけてマフラーのようにもっさりとしたたるみができるのね
これは本来冬ごもりの貯蔵のためとされているのだけれど、ペットウサギには肥満を図るバロメーターとも言えるわね

でも、食べ過ぎばかりじゃなく、家系や遺伝によって大きさも出方もそれぞれで、わたしはこのもっさりが気になって気になってコンプレックスでもあったんだけれど、お母さんは『美人の証』って言ってくれるの

話がそれたわ・・・・この肉垂、気になってしょうがないもんだから、ちょっとグルーミングしすぎちゃって、毛を抜くのが止まらなくなっちゃったの
お母さんは急いで病院を探して連れて行ってくれたわ

最初のお医者さんは、将棋の羽生さんとやらに似ていて、いつも毛並み(髪型)がまばらだったのを覚えているわ

わたしのことばかり見つめて、ちっともお母さんの質問に答えてくれない面白い先生だったの・・・・じっと見つめられて、ちょっと恥ずかしいくらい
でもお母さん的に、ちょっと受け入れ難い人だったみたい
でも、『うさぎバカ』と呼ばれるその先生はわたしのことがよく解ったみたいで、おいしい草をくれたのね
だけど、どうしてもお母さん的に納得がいかなくて・・・・

次のお医者さんはダイヤモンド☆ユカイさんとやらに似ている、見た目だけソフトファンキーな人だったわ

彼、とってもわたしに優しくてね『そっか、そっか』ってわたしの言い分を聞いてくれるのよ・・・・注射も上手だったわ(*´艸`*)

で、こんなカタツムリみたいな格好で診察を受けるようになったの・・・・ちょっと恥かしいわね

首に巻いているのは、よくお犬様もご病気の時に巻かれてるらしい『エリザベスカラー』というものよ

これがなかなか餌を食べるのも水を飲むのも難儀する代物で、グルーミングもままならない厄介ものだったの

でも、自分が悪いから、仕方なく甘んじて受け入れたわ・・・・実はこれ、2年連続でやってしまったのよ
下の写真は小さくてかわいい頃のわたし、今は大人の綺麗なわたし

わたしったら、夢中になるとなにも考えもなく突っ走ってしまうみたい・・・・意外な性質を知ったわね

でもこのカラーをつけてると首が細くなって、見た目がお粗末なウサギになってしまうの・・・・それはかわいいには程遠い残念な姿ね

そんな時、ある女医さんが毛をむしらない為の手段として『カラー代わりにシュシュを巻くのもひとつの手ですよ』とお母さんに教えてくれたの

ウサギにもお犬様同様にお洋服があるんだけれど、締め付けられるのが嫌いだから、そんなにおとなしく着ているウサギはいないわね・・・・大概かじるわ 
でもシュシュくらいならカラーをつけていた流れで嫌がらないかもしれないと思ったみたい

そう、コレが始まりよ!
わたしはこの邪魔なカラーが「なんでつけられていたのか」をイマイチ把握できていなかったんだけれど、シュシュは餌を食べるのも水を飲むのにも全然差し支えないし、いろんな色で綺麗だし、なによりわたしを見る人がみんな『かわいい』っていってくれる

だからコレは、そう! お洒落なんだわと思ったのよ
お母さんも嬉しそうだし、3年目の夏は毛をむしる衝動にも駆られなかった

汚れたら交換してくれるし、今じゃ、これがないと変な気分になるんじゃないかしら? 
でもかわいければ結果オーライってことで、いいんじゃな~い?

いつもお読みいただきありがとうございます とにかく今は、やり遂げることを目標にしています ご意見、ご感想などいただけましたら幸いです