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パーソナルトレーナーは上から目線であれ!!

といっても「偉そうにクライアントを上から見る」という意味ではありません!
パーソナルトレーナーには「俯瞰的視点」が重要というお話です。

パーソナルトレーナーにとってクライアントはお客様ですが、単にへり下るわけでもなく、かといって偉そうなわけでもなく、客観的に全てを見渡すことのできる「俯瞰的な視点」を持つことで、1回ごとのパーソナルセッションを意味のあるものにするだけでなく、クライアントと長期的に良好な関係を築くことができます。

パーソナルトレーナーが俯瞰的視点を持つことの重要性

1.全体的な目標設定

クライアントの状況を俯瞰して捉えることで、個々の目標だけでなく、全体的な健康やフィットネスの目標を設定することができます。
例えば、クライアントが単に体重を減らしたいと言ったとしても、その背景には筋力不足や低い全身持久力がある場合、筋力や代謝能力向上についての要素をバランス良く取り入れたトレーニングプランを作成し提案することで、クライアントが持つ問題点を多角的に解決し、総合的に健康な未来を提供することができるのです。

2.潜在的な問題の発見

俯瞰的な視点でクライアントの状況を見ることで、潜在的な問題や制約が明らかになることがあります。
例えば、クライアントの多くは自分自身の本当の望みや現状の問題点を客観的に理解しているわけではありません。
ですからクライアントと接する中で、その言動の全てから俯瞰的視点で情報収集し、そのクライアントが持つ潜在的な問題点を見つけ出し、それを解決することで、クライアントが持つ「真の願望」を解決する手助けができます。

3.個別化されたアプローチ

クライアントの状況を俯瞰して捉えることで、個別のニーズや要望に合わせたトレーニングやアドバイスを提供することができます。
本来は異なるクライアントが同じトレーニングプログラムを実施することは稀であり、それぞれの状況に合わせた個別のアプローチが必要です。
それは「同じ種目の重量を軽いところから徐々に重くする」といった短絡的なアプローチではなく、もっと多角的な情報収集によって、さまざまな条件を変更することで、最適なアプローチに至るわけです。
俯瞰的な視点を持つことで、クライアントの個別性に応じた最も効果的なアプローチを見つけることができます。

4継続的な進化と改善

クライアントの状況を俯瞰的に捉えることは、トレーニングやアドバイスの進化と改善を可能にします。
俯瞰的な視点に基づいた定期的な評価やフィードバックを通じて、クライアントの進捗状況やニーズに合わせてアプローチを調整することができます。
そしてそれはクライアント自身にはまだ見えていないトレーニングを継続することで得られる「未来像」を形づくり、それをクライアントと共有することにつながります。
これにより、クライアントは短期的にも長期的にも「自分のいる場所」と「進むべき道」を実感し、継続的に成果を出し続けることができます。

上記のようにパーソナルトレーナーがクライアントの状況を俯瞰して捉えることで、より効果的かつ個別化されたトレーニングとアドバイスを提供することができます。

それにより、クライアントは自身の目標に向けて効果的に進んでいくことができます。

これもコーチングの基本的な考え方であり、ただ寄り添うだけでなく、周辺の状況も含めてクライアントを俯瞰的視点で捉えることは非常に重要です。

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