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ザックが重すぎる?

初級の泊まり山行へ行くと、必ずと言ってよいほどこうおっしゃる方がおられます。

荷物が重すぎて……

そんな時、思わず心の中でツッコんでしまいます。

その荷物を用意したの、誰⁈


「〇日間だと、どのくらいのサイズのザックが必要ですか?」と、よく聞かれます。
確かに、だいたいの目安サイズはありますが、絶対にそのサイズのザックが必要なわけではありません。
それよりも、もっと必要なものがあります。
それは、荷物を担げる体力です。
ザックを買う前に、自分がどれくらいの荷物を担げるのかを知ることが大切です。
「担げる」だけでなく、それを担いで何時間くらい山道を歩けるのかも。

これから泊まり山行や、テント泊なんかにトライしようと思われる方は、普段の里山山行の際に、少しずつザックを重くしてみましょう。
自信のない方は、ペットボトルに水を入れたものを入れておいて、辛くなったら水を捨てると言う方法がおススメです。

自分が担げる重さがわかったら、中に詰める装備を揃えます。
装備が自分の担げる重さをオーバーした場合、安全上必要なもの(レインウェア、防寒着、飲料水など)はそのままに、安全に関係ないもの(着替え、嗜好品など)から順に外していきましょう。

慣れると担げる荷物も増やしていけますので、そこでザックのサイズを大きくすると「ザックが重すぎて…」と言うようなこともなく、最後まで自分の装備を担いで歩ききることができますよ。


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