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GUiDEEが「上司と部下のペア」に注目する理由

こんにちは、GUiDEE開発チームの梯です!
GUiDEEのプロダクトマネージャーをしています。(インタビューはこちら
昨年CUEBiCでインターンをしているとき、「アセスメントによって上司と部下の関係性を可視化する」という、今のGUiDEEの元ネタのひとつになったアイデアを考えた張本人でもあります。

そこで今回は、なぜGUiDEEが「ペアの関係性」にフォーカスしているのか、その理由を紹介したいと思います。

あらゆる組織には、トラブルが付きものです。特に長い時間をともに過ごす会社組織には、多種多様なトラブルが発生します。例えば個人のパフォーマンス低下、会社の業績悪化、そして社員の離職…。次から次へと発生するトラブルを解決するには、どうしたらいいのでしょうか。

組織には「構造」と「文化」があります。構造は、どのような組織体系にするかという組織デザインの話。そして文化は、いかに組織の状態を向上するかという「組織開発」の話です。組織デザインには体系的な型があるためり、どの体系を選択するかという話になります。一方、組織開発はその構造の隙間、つまり個々の状態にフォーカスするもの。このため、こうすれば良くなるという決まった「型」がありません。

そこで私たちは、「組織の最小単位である上司と部下のペアの関係性」に注目しました。この関係性を改善することこそ「文化」を向上していくことにつながるのではないか。そして私たちCUEBiCは、それを実現することに向き合ってきた会社です。

CUEBiCは、ユーザーの疑問に的確に答えるメディアの構築・運営で高い成果を出し続けている会社です。高いパフォーマンスを発揮し続ける秘訣は、徹底的にユーザーの言葉に耳を傾け、その深層心理(インサイト)を考え抜くこと。つまりヒトと徹底的に向き合うスタンスと、それを実現するためのスキルが、私たちの競争力の源泉です。私たちはこれを、「ヒト・ファースト」と呼んでいます。

そのヒト・ファーストの考え方は、CUEBiCの組織運営にも生かされています。徹底的に従業員の言葉に耳を傾け、真摯に向き合うこと。それにより人と人の関係性が強固になり、会社としての強さとなってきました。その人事における「ヒト・ファースト」を体現するサポートツールとして考えたのが、GUiDEE(の元ネタ)です。

組織単位の満足度では個の状態まで見えてこない

現在市場に出回っている組織診断ツールの多くは、従業員一人ひとりの期待値や満足度の回答結果を集計し、”組織”の状態を算出します。満足度から組織の状態を算出します。この場合、対象組織全体としての状態は分かりますが、例えばスコアが下がったときに、それが組織のどこの箇所で起きているのかの特定と、その具体的な原因までは見ることは困難です。

そこでGUiDEEは「上司と部下のペア」に注目し、その関係性を可視化します。それが「GUiDEEペアエンゲージメントスコア」です。定期的に診断を実施することで、状態の良いペアや問題を抱えているペアが一目で分かるため、トラブルの所在を迅速に把握し、対応できるようになります。

事業環境の変化が速く、人材流動性が高くなっている現在。いくら理想的な組織像を追い求めても、市場の変化に付いていくことは困難です。組織の最小単位である「上司と部下のペア」を改善することで、より強靱で生き生きとしたヘルシーな組織を作りたい。そんな思いでGUiDEEペアエンゲージメントスコアを日々開発しています。

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