有名曲のカバーやコピーの基本|椎名林檎、歌舞伎町の女王
有名曲のカバーやコピーをするときの注意点
好きなアーティストの歌声や癖までも真似て歌う事はカバーやコピーをする上で必要ありません(笑)むしろ歌マネをする事によって、聞き手に与える印象がワンランクもツーランクも落ちてしまう事を忘れないで!
「あっこいつも同じだな」と聞き手に思われる事を覚えておきましょう。
例えばこの「椎名林檎 歌舞伎町の女王」などはその典型的な歌の一つです
個性的で意味深な詩の中身と独特なコード進行で幅広いファン層から好かれている“椎名林檎”その椎名林檎ナンバーのなかでも「歌舞伎町の女王」は特に人気のある曲です。動画投稿サイトを見ても弾き語りやカラオケ、バンド演奏までカバーやコピーをしている人が多いですが、その多くは歌い方がモノマネになっています!!
♪~男と暮らすのだろう♪の(ラリルレロ)を巻き舌で歌う所まで真似ているのは愚の骨頂と言えます。
聞き手が聞きたいと思う歌とは、その人が歌う歌であり決して素人歌マネであはありません。むしろ歌マネをする事によって、聞き手に与える印象がワンランクもツーランクも落ちてしまう「あっこいつも同じだな」と聞き手に思われる事を理解しよう。この「椎名林檎 歌舞伎町の女王」などはその典型的な歌の一つです
凄い名曲カバーをご紹介します。
aiko『カブトムシ』を歌ったやなわらばーの石垣優のカバー
この動画は探すのが大変かもしれませんが是非一度聞いてもらいたいです。
思いが伝わる歌
石垣優がこの時歌ったことで、テレビの画面を通して「感動や感激」をうけた人達が数多くいた事はまぎれもない事実。
その後で動画サイトにあげられ、広まりを見せて石垣優(ヤナワラバー)は多くの人に認知されるようになります。
私もその中の一人。それまではその存在も知らずにいました。
リアルタイムでテレビを見ていて、歌いだすまではなんの期待もしていませんでした。
しかし実際にその歌声を聞いたとたんに耳がダンボのようになり、テレビ画面に食い入りました。
おそらく私だけではないはずです。
でもそれはこの時に限ったこと、色々な事が重なり起きた現象なんです(※ジョンレノンなどプロ中のプロミュージシャンは、毎回こういったステージができる)
やなわらばーの石垣優がaiko『カブトムシ』を再度歌っても、
聞き手に同じ「感動や感激」を与えられるような歌を歌えない、それは本人aiko- が『カブトムシ』を歌っても同じことです、魂の震えるようなステージにはならないのです
たとえより上手に歌う事は出来てもね
『何故?』
それはね・・・
本物のミュージシャン達は皆こんな“音楽”をするために音楽をやっているからですよ、毎回出来るわけじゃない。
2023.12.28
最後の魂音楽評論家“ただひろ先生”
#魂の音楽評論 #椎名林檎 #歌舞伎町の女王 #名曲カバー #やなわらばー #石垣優 #aiko #カブトムシ #ジョンレノン
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