見出し画像

妖怪ダラダラの時間

自分のダメさを考えると、やっぱりダメだな〜と思う。
走らなくなった。ストレッチもしなくなった。筋トレもサボり気味。なんでだ?
う〜んなんでだ?
冬だからか? それとも寒いからか? いや、もうなんだか朝、全然動きたくないという気持ちになる。なんだろう? 低血圧だからか??? それとも高コレステロールだからか?????

どうにかこうにか自分の現状を変えたいと思い、早朝歩きをしたりしてきたが、ここでピタッと止まってしまった。嗚呼、また僕は失敗したのだな〜と思った。別にやりたくない訳ではなく、ただ単に動かないという感じであるのだ。それを妖怪ダラダラの時間と呼ぼう。

つまるところ、僕は妖怪ダラダラの時間に取り憑かれているのだ。僕の中にある恐れや不安というスキマに妖怪ダラダラの時間が入りこんでいるのだろう。先行き不透明な明日に震えるよりも、目の前にあるなんとなくな楽しみを選んでしまうのは、なんとなくな楽しみが恐れや不安を覆い隠してくれると思っているからかもしれない。これはアルコールに依存するのと変わらないかもしれない。これは嫌な意味での後悔を生みそうだなと僕は思っている。もうちょっと僕は努力をしたいなって思うから。

動きたい気持ちというアクセルを踏みながら、僕は不安や恐れというブレーキを踏んで進めなくなっている。そこに妖怪ダラダラの時間がつけ入るスキがある。僕が今できることは、何度もやり直すってことくらい。残っている時間で少しでも動こうとあがくことくらいだろうか? そもそもそこすらも妖怪ダラダラの時間による思い込みかもしれない。

先日Amazonのサイバーマンデーを利用して、Alexaとルンバを購入した。部屋の模様替えというか、色々自宅に変更を加えないとせっかくのAlexaもルンバも活用できない状況だ。マルチタップを購入したり、キッチンコンテナの利用方法も変更したいと思っているんだけど。それを考える気力もない。なにごともいっぺんに片付けなくちゃって思い込んでいるから、身動きしたくなくなるんだろう。そんな変化すら、おそらく僕にとって不安でもあるのだ。その不安が妖怪ダラダラの時間の好物なのだろう。

だから、とりあえず不要なものを捨てることから始めようと思う。本を本棚に収納しようと思う。お芝居のフライヤーをもらっても、結局観に行けないことも多いから、観に行きたいものは早めにスケジュールに入れるかして、すぐに捨てようと思う。

嗚呼、そうか、そうなんだ。ようやく気がついた。僕は自分で自分を縛っていたのだ。自分から妖怪ダラダラの時間に住み着いていたのだ。そうだ! 妖怪ダラダラの時間から移住しよう。


皆様からくださったサポートは『ぼくらワールド解体新書』の作成費として利用します。もし良ければサポートお願いいたします!