創作活動との向き合い方

好きなことをやるにしても、体力のゲージは減らないわけじゃない。
ほんとはもっと、好きなことがしたい。
疲れない頭が欲しい、身体が欲しい、心が欲しい。
それでも、私はまた全力で走っては息切れを繰り返して、それでもまだ進みたくて足を前に出そうとする。
それが努力じゃないというのなら、いったい何だというのだろう。

私は、自分が何かに取り組む時の姿勢が嫌いだ。
努力が足りない、怠けたがり。そんな自分が大嫌いだ。
けど、それは本当に正しい評価なのか?

人と比較することをやめられない。
上を見ては自分の拙さを罵って、自身を踏みつけて、粉々にしてやりたくなる。
良い作品を作ってる人たちは、才能の他に努力する力を持っているんだ。どちらも持っていないお前はただ意味もなく作品を生み出しては、上手に自己満足にも浸れない半端もんだ。

本当にそうだろうか。
努力の量が足りないというのは、何との比較?
作ったものがへたくそだって思うのは、何の基準に照らして?
私は、私のできることをできる範囲で、少しずつやっている。
こんなに疲れて、何もできなくなるくらい、創作を愛してる。
それでいいじゃないか。
作品の良い悪いなんて見方次第でどうとも変わる。
私が私の作品を愛せたらそれだけで、もっと楽しく創れるんだよ。

疲れたら休む、足りないと思ったらどう向き合えば改善できるかを探す、そんな単純なことで、これからの私はもっと創作活動を楽しめるはずだから。
意味もなく後ろを向かない。

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