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新しいが始まるのなら、古いを振り切って私は踏み出さなければならない。そうすべきじゃなくて、そうしたいと思えたなら尚良い。
ぼんやりとはじまり、ぼんやりと佇んだ。 べっとりと体にまとわりつく不安は、拭って拭っても綺麗に落ちない。 こすった肌が赤くなって、薄くなって、少しずつ血が滲んで、ついに破けてしまっても、「取れない、取れない」と伏せた目は呟く。 光を見ないように俯く。今の私には光なんて眩しすぎて、きっと焼け焦げて苦しくて我慢できないから。 全てが、思い込みで。 本当は、私は、光に向かって歩き出せる。 甘えてるなんて思わないでと言われても、私は甘えている自分を知ってる。 そして甘えていることを