今に至るまでの自分のことを振り返ってみるビジネス録(その1)

僕は童顔&楽天が長かったせいか、新卒で楽天と勘違いされることがあるんですが、大手アパレルでの4年を経て、2000年に楽天に転職しました。

一番好きなものはスポーツだった私(今でも多分そうw)は、大学時代にラケットボールというスカッシュのアメリカ版の様なスポーツにどはまりしました。枕元にラケットを置いて寝る。夜中にふっと思いついて目が覚めた時にラケットを手に取り、グリップの握り方をあれこれ試すくらいはまってました。スポーツのプロの世界で生きてる兄には叶わないな〜とちょっと劣等感があったんですが、この自分に向いているスポーツを見つけられたのが大きかったですね〜。

ちょっとかじった野球や小学校から高校まで続けてたサッカーには実はあまり興味がなく(その後、長男で生まれてからサッカーを再開してみて初めて面白いと思うようになります)、高校の卒業旅行で行ったスキーは直ぐにパラレルができるようになったり、ラケットボールも一日中やってたりと学生時代はどうも個人競技向きだったようです。

個人戦中心のラケットボールですが、テニスや卓球のようにシングルスとダブルスを組み合わせた団体戦がありまして、これは個人戦では味わえないプレッシャーに夜も眠れず期間中に体重が落ちたりするんですが、とその分、勝った時には抱き合って号泣するくらいの感動が味わえます。

ラケットボール自体はあまりにマイナーで飯が食えないと悟り、他の仕事に就くわけですが、この団体戦での感動が原体験になり、「嬉し泣きできる仕事がしたい」ってのがビジネスの世界に足を突っ込んでからの僕のテーマになってます。

ただ、スポーツ以外に進路ってのが全然見えておらず、面接は通るもののどれもピリッとせず、俺は何がやりたいのか?と、最終社長面接や意思確認面談で第一志望じゃないと断ってしまったりと、迷走した末にスポーツの次に好きなのはファッションだ!とアパレルの世界に飛び込んでみました。

ところがここではパッとせず、ハードシングスを味わい、猛烈な挫折を持ってネット業界に転身となるわけです。

人間、強烈な失敗体験やコンプレックスってのがあり、それに負けずにあhね返そうとする人は強いんじゃないかいうのが僕の持論です。

そんな僕が楽天に入ったのが28歳の時。社員数100名に満たない頃でしたが、今は起業して上場したり、上場企業の社長や役員をされていたりなど恐ろしく優秀な人が集まっていてビビったのを覚えています。高校を卒業して以来、全く勉強せずに来た僕が、初めてビジネスというものに触れて、この10年間のビハインドを後悔しつつも出来る限りのことをやろうと必死に本を貪り読み、仕事に打ち込む生活が始まりました。それが今に繋がっている感じです汗

ちなみに、楽天に入った経緯は、その当時はまっていたインターネットの世界で、小規模な会社で、凄い人の間近で仕事ができたら面白いだろうな〜と思い、たまたま開いた今はなきBeingという転職雑誌の巻頭に特集が組まれていた楽天にエントリーし、面接直前にNHKで特集が組まれ、サイバーの藤田さんと三木谷さんが登場した番組を見て、すげえな〜と思ったまま、面接に行ってみたら、一次面接が三木谷さんで物凄くびっくりしたのと、運と縁を感じて勢いのまま条件も気にせず入社してしまいました。僕はこの運と縁ていうのを大事にしていて、それを感じ取れる感度を持てているか?が調子の良し悪しのバロメーターになってます(続く)


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