高学歴の人ほど、中小・ベンチャーに入社すべき

 先日、一橋大学のゼミの会合で現役の学生、そして卒業生の方とお会いしたのですが、大半の就職先が【公務員】【金融関係】【商社】【大手メーカー】でした。私みたいに、ベンチャー企業で働いていたり、起業したりする人は少数。

 しかし、ある一定数、最初に就職した【超大手企業】を数年で辞めている人はいる。(さすがに公務員を辞めている人はいなかったが。)そういった人は大概、中小・ベンチャー企業で働いている。私は大企業の話はあまり興味ないので、中小で働いている人の話を聞いていると、

「大企業ってつまんないんですよね。息苦しい。」
「40歳で課長ってどんだけ遠いんだ。後15年かかる。」
「別に、俺じゃなくてもいい仕事ばかり。」

 就職活動の段階では、「大企業しか受けない、新卒で中小やベンチャーに行くのはバカ」といった雰囲気があったが、実際に働いてみると実は違う。

 超大手企業は仕組化されていて、飛び級はほとんどないし、裁量権もほとんどない。良いところは、いれば給料がもらえて、その金額が世の中の平均と比べてそれなりに高いこと。

 結局どっちを取るかという話だが、個人の人生なんで自由ですけど、日本全体を考えた場合は、優秀な人材ほど中小企業やベンチャー企業に行くべきだと思う。社長が超優秀だけど、社員がイマイチの会社なんか、入社したらすぐ活躍できる環境で、転職先としてすごく魅力だと思いますけどね。


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