不動産屋が信用できないし信用されない

時代が進むにつれて、公共の場であからさまにイヤな思いをすることが減ってる気がする。おそらく、社会は「進化」しているのだろう。

しかし、21世紀ももう長いのに、未だにいい思いをしないところがある。賃貸物件を探すときの不動産屋である。

不動産屋も以前と比べかなりマシになっている。両手取引でお互いから仲介手数料を1ヶ月ずつ取ったりする慣習も、エイブルやミニミニでは基本仲介手数料は0.5ヶ月ぶんとなった。

まあ、この2社は2005年に宅建業法違反で行政処分を食らっているので、結果として安くしたというのが実情だろう。

東京都「賃貸住宅紛争防止条例」のおかげで、敷金も返ってきやすくなった。

家賃保証会社の利用が浸透して、保証人なしでも家が借りやすくなった。

たしかにマシにはなっているのだが、未だにいい思いをしない。

理由は4つあると考えている。

ひとつめは、賃貸物件が1点モノであること。ふたつめは、賃貸物件を紹介したあと不動産屋と継続的に取引することが少ないこと。みっつめは、動く金額が大きいこと。よっつめは、保証人なしでも連絡先として親族の情報を求められること。

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