物フックから人フックへ。


最近、アマゾンで本を買っていてふと気づきました。
自分で本の内容を調べて、それが良いかどうかを判断して買っていないのです。

どういうことかというと、信用する誰かが「この本おもしろいよ。」と紹介する本を目次を見ることもなく買っているんです。
つまり商品の質ではなく、人の信用をもとに買っています。
これは「物フック」ではなく、紛れもなく「人フック」で買っていると言えます。

キングコング西野さんのオンラインサロンでは、メンバーが経営するお店のマップがあるそうです。
まさに人フック!
商品やサービスの質はいまの時代、どんどん均一化され、質の悪い商品やサービスは淘汰されていっています。
だから何を買うか、よりも誰から買うか、にシフトしていっているのだと思います。

だとすれば、商品やサービスの質だけを求めるのではなく、人フックで売れるための方法を考えることがポイントとなります。
企業が人を採用する場合も同じことが言えます。
ブラック企業が淘汰され、勤務条件の差がなくなれば、どんな人がそこで働いているのか?ということがフックになります。

ロボット全盛だからこそ、いよいよ人の価値が求められる時代になってきたのだと思います。

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