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デンマーク - コペンハーゲン ローゼンボー城

デンマークの首都コペンハーゲンには、たくさんの見どころがあります。市内の中心部にある3つの宮殿・城のうち、ローゼンボー城(Rosenborg Slot)と周辺の見どころを紹介いたします。(この記事は2014年12月頃にデンマークのコペンハーゲンを旅した時のことを書いています。)

ローゼンボー城は、市の中心より少し北にある宮殿風の城です。コペンハーゲン中央駅から、市庁舎~ストロイエ地区を北に抜けるとローゼンボー公園(王様公園)という大きな公園がある一角に出ます。ローゼンボー城はこの公園の中にあります。

公園の入り口より、奥に向かって並木道が続いています。この写真は並木道を中ほどまで行き、後ろを振り返ったものです。公園の一部だけでこれだけの規模があります。雪が降った後で寒かったですが、地元の人が結構に来ていました。

少し進むと公園の西側にローゼンボー城が見えてきます。クリスチャン4世によって建てられ、1634年に完成したルネッサンス様式の建物です。綺麗な外観ですね。なお、クリスチャン4世が美女キアステン・ムンクと恋に落ち、二人の愛の新居としていた離宮だそうです。城内には、クリスチャン4世時代の豪華な居間や歴代の王の品が展示されています。

城の堀には、カモなど鳥がいっぱいいました。地元の人が餌をやっているのか、人懐っこいです。

北側から城の写真を撮ろうとしたら、鳥が一斉に飛び立ちました。そのため、このような素敵な一枚が取れました。

公園内を北に向かうと、花壇のある場所にたどり着きます。雪をかぶっていますが、春頃はきっと花が咲き乱れて綺麗な風景になるでしょう。公園の北の一角には、有名な童話作家のアンデルセンの銅像があります。コペンハーゲンに限らず、デンマーク各地で見かけるので、偉人として尊敬されています。

公園を出て北に向かうと、国立美術館があります。ここにはデンマークとオランダの絵画・彫刻が展示されています。ルーベンス、レンブラント、ムンクなどのコレクションがあります。芸術好きの方は、訪れることをおススメします。

国立美術館の周囲は、エスター・アングレッグ公園と呼ばれるところで、大きな池があります。雪をかぶった木と池の写真を取りました。素敵な風景ですね。

公園の北、Østerport駅に着きました。この北東にカステレット要塞があるので、余裕があればこのまま見学も行けますし、歩き疲れて中心部に戻りたければここから、コペンハーゲン中央駅へ電車で行くことができます。

ローゼンボー城の紹介でした。外観・周辺も素敵なスポットです。なお、デンマークの城・博物館は冬場は休館している時期・時間帯があるので、事前に調べて訪れることをおススメします。

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