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40冊目 スパイの本【CIA式極秘心理術】

スパイのスキルはビジネススキルの宝庫です!
読んだ後に見つけたコメントに唸る。たしかに

なぜこの本を手に取ったのか、なかなか、
タイトルからは分かりづらいのですが、
私は面白い本を見つけると訳者をみてしまう
クセがあります。
訳者は、シングルタスク→一点集中術を訳した
方で、幅広い分野の翻訳に携わっている。
そこからこの本へと、つながりました。

超一流の諜報員が教える極秘心理術
ジェイソン・ハンソン著
栗木さつき訳

ビジネスとか事業を拡大していくときにも
使える術です。
SADRサイクル、別名「諜報サイクル」4段階
として紹介されています。

相手を陥れるとか、だますということではなく
支援者をみつけて、
信頼関係をつくっていくマインドを紹介して
いきます。

そのやりとりは、誠実であり、人たらし的でも
あり、日曜劇場「ラストマン」を彷彿するかも
しれません。

スパイの魅力は、何よりも
プロジェクトの成果を命懸けで出す、
というところでしょうか。協力者が裏切ったら
命を落とす、自国に帰れないかもしれないわけ
なので、すごく緻密で、知的攻防戦があるわけ
です。ただ知的なだけではなく、やはり、
人の心を動かす
しかも、敵国の人なので、しっかり人となりを
捉えて、相手の価値観や欲しているものをよく
見抜き、winwinの関係に持っていきます。

面白いです。
最後の章で紹介されているウソを見抜く動きも
面白いしブルースリーの言葉は、永久保存版で
インプットしておきたいと思います。
溜めるんじゃない。
 毎日、何かを増やすんじゃなくて、
 減らしていけ。
 無駄なものを削ぎ落とすからこそ、
 高みに達するんだ。

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