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自分の非常識を受け入れる 前編

今から約1カ月程前のできごと。
とても仲の良い友人Kと食事の約束をしていて
当日炉端であれこれと話をしながら食べていた。

急にKが「他の予定が入ったので今から10分で店を出たい」と言った。
目の前には、さっき来たおにぎりが2つ。

「へっ?」
一瞬言われていることがわからなかった…。
私とは前からの約束やったよね。
目の前にまだ食べ物あるよね。
なんなら、私この後スイーツも食べるつもりやねんけど。
口から出た言葉は
「断られへんの?」

断れないらしい…というかもう、予定入れたよね。
とりあえず、目の前の食べ物をなんとか胃に入れて店を出た。
駅までの道、友人と世間話をしながら歩いた。

家に帰ってから腹が立ってその日は眠れなかった。
「おにぎり、もっとゆっくり食べたかった」
「スイーツも食べたかった」
「友人ともっと話がしたかった」
「決める前に相談して欲しかった」← ここが一番許せなかった


この顛末を二人の共通の友人Nに話をしたところ
「これまでにも、同じような経験ありませんか?」
と冷静に言われた。

ある、あるよ。
「今回の事とこれまでの同じような経験の共通点は何ですか?」
「共通点があるなら、今回の事を受け入れないとまた同じような事が起きますよ」

何日か共通点を考えて、出てきたのは…
「自分の常識外の事が起こると腹が立つ」

今回の事で私の常識は
「事前に約束していたら、その日に他の予定は入れない」
→ 実際に2件お断りしていた
「どうしても外せない事柄なら、相談して欲しい」

しかし、友人Kは立場が逆になっても受け入れる人なのだ。
私の常識は通じないのだ。

過去に起きた同じような経験も
「家族なのに相談なく勝手に決めてきた」
この事が受け入れられなかった、許せなかった。

友人Kには、正直にかつ冷静に自分の気持ちを伝えた。
で、私は自分では非常識だと思うことを受け入れることにした。

すると、今までの生活とは違う変化がやってきた。
後編へ続く…。

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