元オールブラックスのスター、マア・ノヌーがアメリカに戻り、サンディエゴ・レギオンに選手兼コーチとして再入団すると報じられている。

アルゼンチンのサイト「A Pleno Rugby」は、フランスの「Midi Olympique」が、ノヌーがトップ14のクラブ、トゥーロンとの現在の契約が終了した時点でカリフォルニアに戻る可能性があると指摘したと報じている。

103テストの強靭な男は、2015年から2018年にかけてトゥーロンで77試合プレーした後、昨年9月にメディカルジョーカーとしてトゥーロンと2度目の契約を結んでいた。

ノヌーは、選手コーチとしての役割に豊富な経験をもたらします。103回のテストマッチ出場と2度のワールドカップ優勝を経験し、オールブラックス時代にはトライネーションズ／ラグビーチャンピオンシップを5回、ブレディスローカップを8回制覇しています。

また、ハリケーンズ、ブルース、ハイランダーズではスーパーラグビーで160試合以上に出場し、2011-12年のトップリーグではリコーブラックラムズに所属していました。

ノヌーは、昨年までウェリントンのアマチュアクラブ、オリエンタル・ロンゴタイでアシスタントコーチを務めていましたが、プロのコーチとしては初めての就任となります。

サンディエゴに戻ることになれば、ノヌーは、元イングランド代表キャプテンのクリス・ロブショー、元スプリングボクスのウィング、ビョルン・バッソン、ロス・プーマスのプレーメーカー、サンティアゴ・ゴンザレス・イグレシアスらと一緒に、レギオンのセットアップに加わることになる。

サンディエゴは現在、MLRウエスタン・カンファレンスで4位につけており、8試合で2勝しかできず、プレーオフ進出には10ポイント差となっています。

一方、トゥーロンは、フランス国内リーグで3戦を残して5位につけており、トップ14プレーオフへの出場権をかけた厳しい戦いの真っ只中にあります。