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ラッキーGuy 市川市から横浜市 鶴ヶ峰へ 本を読んで楽しんでます ストーリー、…

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ラッキーGuy 市川市から横浜市 鶴ヶ峰へ 本を読んで楽しんでます ストーリー、人間ドラマを書ける人はすごいなー いつかは書いてみたいけど したいことたくさんあるかも

最近の記事

【読書】変な家 2 雨穴

読書レポート528 変な家 2 雨穴 2023年12月19日発行 少しは楽しめたのかな 11のおかしな点のある間取り図に関わる秘密を辿ってゆくミステリー オウム真理教があった頃、新興宗教を裏ビジネスにしたハウスメーカーがあったという物語り 間取り図にこだわっている所が珍しいだけ 文章はこなれていない ミステリーの解を説明する部分を楽しむだけだった 左腕と右足の無い女性が軸になって11の間取り図につながりが見えてくる むりやり感は否めない

    • 【読書】ツミデミック 一穂ミチ

      読書レポート523 ツミデミック 一穂ミチ 2023年11月30日発行 良い コロナのパンデミックで人生が詰んでしまった人たちを描く短編集 2021〜2023年に書かれたもの 文章が潔くて良かった 物語りも、怖いものもあればあたたかいものもあり楽しめた ◆違う羽根の鳥 ◆ロマンス☆ ◆燐光 ◆特別縁故者 ◆祝福の歌 ◆さざなみドライブ : Twitterで自殺志願者5人が集まった。 ワクチン接種に抵抗感を持つことからやがて新興宗教に全財産を取られる事から家庭訪問し借

      • 【読書】言語学バーリ・トゥード 川添愛

        読書レポート521 言語学バーリ・トゥード 川添愛 2021年7月21日発行 笑えて楽しい 日本語言語学者によるコラム集だ 女性でいて プロレス、格闘技ファンであるのが好感を持てる ソシュール研究者の丸山圭三郎門下生としては見過ごせない好感触なのだ 九州大学で言語学という専攻分野を進めることができたとは幸せなことだと思う ちなみに丸山圭三郎はフランス文学の専攻であった 丸山圭三郎教授が「現代思想」にソシュール関連の記事を掲載していた頃は学外からも学生達が集まり教室の窓か

        • 横浜市 白田敦士

        【読書】変な家 2 雨穴

          【読書】世界の神獣・幻想動物

          読書レポート490 世界の神獣・幻想動物 ボリア・サックス 2023年7月31日発行 いつまでも見ていられる、人間の想像力 他者性の強調された生き物として紹介される神獣や幻想動物 一角獣ユニコーン サテュロス、 スフィンクス、 マンティコラ、 ゴルゴン、 バジリスク、 ドラゴン、 ラミア、 フェニックス、 グリフィン、 マンドラゴラ:マンドレイク、 マーメイド、 いぇてぃ、 ミノタウロス、 ケンタウロス、 ペガサス、 キメラ、 スフィンクス、 ガネーシャ、 ガルーダ

          【読書】世界の神獣・幻想動物

          【読書】白亜紀往時 劉慈欣

          読書レポート488 白亜紀往時 劉慈欣 2023年11月20日発行 寓話のような おもしろいSF 「三体」の前に書かれた劉慈欣作品 白亜紀が恐竜と蟻が文明を築いたという物語 滅びたのは、恐竜が最終兵器として宇宙から採取した反物質だった 恐竜の時代も数千万年あれば宇宙開発まで進んだ設定だ 恐竜と蟻のキャラクター設定があっての物語ではあるが、楽しんだ

          【読書】白亜紀往時 劉慈欣

          【読書】感染遊戯 誉田哲也

          読書レポート487 感染遊戯 誉田哲也 2013年11月20日発行 おもしろい 姫川玲子シリーズで、ガンテツが主役の一冊 ちょうど現在、自民党の派閥裏金問題がニュースを騒がせているが、官僚はどうなのか この作品は、官僚のタチの悪さが標的になる 国民に被害をもたらす病原菌は官僚だ その病原菌への逆襲を考えた男は、ワクチンとして官僚達の過去の実績や写真、現住所などをさらすサイトを立ち上げる 恨みのある人はどうぞこのサイトの情報を活用して恨みを晴らしてください と使えるものだっ

          【読書】感染遊戯 誉田哲也

          【読書】告解 薬丸岳

          読書レポート486 告解 薬丸岳 2020年4月20日発行 良い 飲酒運転で老婦を轢き逃げした大学生 逮捕され実刑を経て社会生活を始めるが前科がある 被害者の家族に謝罪にも行けない 裁判を通して虚偽も通していた 亡くなった老父の夫は認知症の症状が出てきていた 記憶が曖昧になりながら妻を殺した男の住むアパートに偽名で住む 夫がしたかったことは復讐ではなかった 自分がしてきたことの告解だった 誰も本当のことを全て打ち明けて謝ることから逃げてしまっていることがある それを口にで

          【読書】告解 薬丸岳

          【読書】ランサムウェア追跡チーム ノンフィクション

          読書レポート485 ランサムウェア追跡チーム レネー・ダドリー 2023年9月4日発行 サイバー犯罪を理解するための、ノンフィクション MS dos の時代にポップという生物学者、人類学者が、エイズトロージャンという、いわゆるトロイの木馬というランサムウェアでコンピュータ攻撃を始めたところから、コロナ禍でのハッカー集団との闘いまでの記録 もちろんノンフィクション ランサムウェア、マルウェア、ウィルスに興味を持った人たちは、これを使って金を得ようとする者と、暗号も解読して

          【読書】ランサムウェア追跡チーム ノンフィクション

          【読書】歌舞伎町ダムド 誉田哲也

          読書レポート483 歌舞伎町ダムド 誉田哲也 2017年2月25日発行 楽しい ジウ・サーガと言われるように、ジウに魅せられた男がクスリの力を借りて無敵になり事件を起こす 犯罪者ダムドはジウ二世になれるのか 待ってましたとばかり新宿セブンの活躍が始まる ワクワクできる 伊崎基子の事情 日本会議のような新世界秩序の実態 政治家と官憲などで社会を操ろうとする敵役だ 新宿セブンが悪を叩き潰す爽快感 まだまだ読みたい

          【読書】歌舞伎町ダムド 誉田哲也

          【読書】爆弾 呉 勝浩

          読書レポート484 爆弾 呉 勝浩 2022年 4月18日発行 おもしろかった 連続爆破犯人 自称:スズキ タゴサク 秋葉原、東京ドーム、九段下、代々木、阿佐ヶ谷、山手線各駅 での爆弾が時間経過の中で爆発してゆく 警察の取調べで、警官と知恵の勝負をする このやりとりが長い 最後には真相も描かれるが、本当の主犯ではなかった 爆弾もまだひとつどこかに残っているようだ

          【読書】爆弾 呉 勝浩

          【読書】睦月童を読む

          読書レポート481 睦月童 西條奈加 2015年3月20日発行 女は永久の美と永遠の若さを望むものだ 竹取物語をモチーフにして、かぐや姫のような可愛らしい座敷わらしが、神通力を発揮する 人の良心を映しだす鏡の目を持ち、江戸の悪事を暴いていく みごもった座敷わらしは皆、睦月という月に帰る 月は岩手の花巻街道から山奥に入った睦月の里にある 女の子しか産まず、産んだ母親は出産後に体が裂け血肉を月に吸い取られ灰になる 死を持って生を繋ぐのだった 睦月草という草花が神でもあったが、

          【読書】睦月童を読む

          【読書】薔薇の名前

          読書レポート480 薔薇の名前 ウンベルト・エーコ 1990年1月25日発行 1300年代のイタリア 大きな文書館を持つ僧院に辿りついた修道僧が事件に取り組む それぞれの死には計画性も必然性も無かった 記号と記号の関連性を見つけることはできなかった ハジメニ言葉アリキ 過ギニシ薔薇ハタダ名前ノミ 言葉の持つ恣意性を表現したようだ 僧院の厨房係りレミージョは四人の僧侶を殺したのか その後も文書館長のマラキーアが毒で命を落とす 僧院長アッポーネの依頼を受けたのは、 僧院を巡

          【読書】薔薇の名前

          【読書】塩田 潮の 安全保障の戦後政治史

          読書レポート459 安全保障の戦後政治史 塩田 潮 2023年10月17日発行 現 岸田政権の安全保障に対する動きを理解するために読んでみた ウクライナのゼレンスキー大統領の話しは聞いたが、対話にはなっていない プーチンとは全く対話できていない イスラエル、パレスチナ、ハマスとの対話も一切ないのではないか アジア情勢に対しても積極的な対話は足りていないと感じている 安部政権に続いて岸田政権も、外交と軍事は表裏一体であると評価されている 自衛隊という軍事力を強化すること

          【読書】塩田 潮の 安全保障の戦後政治史

          【読書】未来から来た男 ジョン・フォン・ノイマン

          読書レポート458 未来から来た男 アナニヨ・バッタチャリヤ 2023年9月19日発行 やっぱり色々な意味ですごい物理学者 ジョン・フォン・ノイマン 量子物理学を牽引し、経済学ののベースに魔で育つゲームの理論を発表し、AI、環境問題といった現代の先端の課題に1930年代から取り組んでいた天才。 ハンガリーで生まれ勉強し、量子物理学ではシュレディンガーに猫の疑問を提示させるだけの数学理論をもっていた。 数学での解決を相談されても論理で解決させてしまう理論家でもあったという。

          【読書】未来から来た男 ジョン・フォン・ノイマン

          【読書】武内 涼の 忍びの森

          読書レポート456 忍びの森 武内 涼 2011年4月25日発行 楽しかった 忍者小説 伊賀忍者がひとりずつ殺されながらも、妖し5体と対決する漫画調の物語 色々な忍術が出てくるので単純におもしろい 織田信長の伊賀討伐の話から始まるので、多少のリアル感は意識されている

          【読書】武内 涼の 忍びの森