グズグズ体質

こんにちは。今日は、グズグズ体質についてお話ししたいと思います。

グズグズ体質とは、何かをするのに時間がかかったり、決断力がなかったり、やる気が出なかったりすることです。私はこのグズグズ体質に悩まされてきました。例えば、仕事をするのに必要な書類を探すのに時間がかかったり、友人との約束をキャンセルしたり、家事を放置したり、自分の趣味や夢を諦めたりしてきました。これらのことは、私にとって重要なことなのに、なぜかグズグズしてしまうのです。

私は発達障害の診断を受けてから、このグズグズ体質が発達障害特性の一つであることを知りました。発達障害とは、脳の発達に何らかの遅れや偏りがあることで、注意力や集中力、記憶力、計画力、判断力などに影響が出ることです。発達障害には、自閉症スペクトラム症(ASD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などがあります。私はADHDの診断を受けましたが、ASDやLDの方もグズグズ体質に悩むことが多いようです。

発達障害特性の中でも、特にグズグズ体質に関係するものは以下のようなものです。

  • 優先順位をつけるのが苦手

  • 目標設定や計画立案ができない

  • 細かい作業やルーチンワークが苦手

  • 集中力や持続力が低い

  • 衝動的に行動する

  • 時間管理や予測ができない

  • モチベーションが不安定

  • 自己評価や自信が低い

これらの特性は、私たちが何かをするのに必要なスキルや能力を低下させます。その結果、私たちは何かを始めるのに躊躇したり、途中で投げ出したり、最後までやり切れなかったりします。そして、それが原因で失敗したり、後悔したり、自己嫌悪に陥ったりします。これがグズグズ体質と発達障害特性といつも後回しにして後悔するという悪循環です。

では、この悪循環を断ち切るにはどうすればいいのでしょうか?私は以下のような方法を試してみました。

  • 発達障害の理解を深める

  • 医師やカウンセラーなど専門家の支援を受ける

  • 薬物療法や心理療法など治療法を利用する

  • グループセラピーや自助グループなど仲間との交流を持つ

  • 家族や友人など身近な人に協力や理解を求める

  • 環境やツールを工夫する

  • スケジュールやタスクを細分化する

  • 報酬や罰を設定する

  • 自分の強みや興味を活かす

  • 自分を肯定的に評価する

これらの方法は、人によっては有効じゃない場合もあります。発達障害は個人差が大きいので、自分に合った方法を見つけることが大切です。また、一度にすべての方法を試すのではなく、少しずつ実践していくことが重要です。グズグズ体質は一朝一夕には改善されませんが、コツコツと努力していけば、必ず成果が出ると信じています。

私はまだグズグズ体質から完全に抜け出せていませんが、以前よりも少しでも前進できていると感じています。このブログを書くことも、私にとっては一つの挑戦でした。グズグズ体質に悩む発達障害の方々に、少しでも参考になれば嬉しいです。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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