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司法書士の補助業務から登記リーガルテックの運営メンバーになった話

こんにちは、GVA TECH株式会社の有賀です!

リーガルテックのスタートアップである弊社が提供するサービスのひとつ「GVA 法人登記」では、本店移転や役員変更といった登記申請における書類作成を支援しています。

「登記」と聞くとちょっと敷居の高いイメージがあるかもしれませんが、GVA 法人登記の1万社以上の利用企業の大半が中小企業で、意外に身近なところで行われている手続きでもあります。会社を設立することを「登記する」と呼んだりもしますよね。

そんなGVA 法人登記では、IT系のバックグラウンドの方はもちろんですが、士業事務所から加入したメンバーもいます。今日はその1人、司法書士事務所での補助業務の経験を持つTさんにインタビューしました。

ぜひ最後までお付き合いください!

まず、自己紹介をお願いします!

Tさん:東北出身で、東京の法学部のある大学を卒業後ロースクールに通い司法試験も何度か受験しました。その後、大学在学中に試験勉強していたことがきっかけで司法書士事務所に2年間勤務した後、GVA TECHに入社したという経歴になります。

どんなきっかけでGVA TECHに転職されたのでしょうか?

Tさん:最初は司法書士になるためのプロセスと考えて司法書士事務所で働いていましたが、業務に慣れてたくさんのお客様や課題と接するうちに新しいチャレンジをしたいと考えるようになったんです。

現実的には、私は司法書士の資格は持っていないですし、司法書士補助者としてはどうしてもできる業務も限られてしまいます。正直なところ、そこに限界を感じたというのもあったと思います。

「新しいチャレンジ」とはどんなことをイメージしていました?

Tさん:最初は、企業法務や不動産関連の事業を行っている企業で自分の経験したことを活かせる場がないか考えていました。

資格の有無に関係なくバリューが出せる仕事、というイメージだったのですが、今思うと自分の経験といってもそれぞれの業務プロセスの一部でしかないので、そんな簡単な話ではなかったのかもしれません。

GVA TECHおよびGVA 法人登記のどんなところに興味を持ちました?

Tさん:最初にGVA TECHおよびGVA 法人登記について教えてもらったときには衝撃を受けました(笑)。 一般企業でありながら登記に関するサービスを提供している会社があるなんてまったく想像していなかったので。

ただ、この会社なら、自分の経験を活かしながらも企業でのキャリアも描けるのではないかと思いました。司法書士事務所で働いていたときも、商業登記の申請の中には「定型的な申請ならご本人で書類作成も可能では?」と感じるケースが正直なところありました。

当時は漠然とした問題意識しかありませんでしたが、それを具現化したサービスが本当にあったことがとにかく驚きでしたね。

現在はどんなお仕事をされていますか?

Tさん:7名ほどのチームで、お客様からのお問い合わせ対応や、オプションサービスの運用作業、ヘルプコンテンツの改善などをメインに担当しています。最近は、開発担当のエンジニアやマーケティング担当とプロダクトの改善に関わることも増えてきました。

マーケティング担当と改善点についてディスカッション

前職での経験はどんなところで役立っていますか?

Tさん:司法書士事務所では資格を持たない補助者だったので、全体を見て人が足りないところを臨機応変にカバーする動きが求められていました。今もその視点は活きていて、サービス提供のフロー全体を見ながら注力するポイントの見極めに役立っています。

それと、やはり登記申請に関わるサービスですので書類作成や申請の流れについて理解ができているというのは業務のキャッチアップのスピードという点でも大きかったと思います。

司法書士事務所から事業会社に転じて感じた違いや苦労した点はありますか?

Tさん:大きな違いは外回りがなくなったことですね。不動産登記が多かったので、書類受け取りのために銀行や法務局、お客様を訪問することがありましたが、今は全くなくなりました。

コミュニケーション方法も大きく変わりました。以前は電話が多かったですが、今はメールやチャットツールが中心です。慣れるのに苦労するほどではありませんでしたが、当初は新鮮に映りました。

ご自身で感じた変化はありました?

Tさん:妻からは「いきいき仕事しているね」と言われました。実感はあまりないですが、最近は業務に慣れてきて徐々に任されることが増えてきたことが背景にあるかもしれません。

以前も今も「登記申請」が仕事の対象ですが、1件1件の申請への向き合い方が変わった感覚もあります。以前は依頼いただいた書類作成や申請を通じて目の前のお客様の満足度向上に注力していましたが、弊社は司法書士事務所ではないため、書類作成自体や申請の代行はできません。お客様がスムーズにご利用いただける環境づくりにシフトしてきた感覚があります。

今後、挑戦していきたいことについて教えてください

Tさん:GVA 法人登記をもっと多くの人に知ってもらい、使ってもらいたいと思います。個人としてはその中で貢献できることを増やしたい。今やっている業務はしっかりこなしつつ、よりみなさんに知ってもらうためのマーケティング的な活動やプロダクトを改善する取り組みにも関わっていけたらと思っています。

そのためにもまずCS領域についてはスペシャリストになりたいです。できることによって見える景色も違ってくるのではないかと思っています。

最後に、この記事を読んでいる方にメッセージをお願いします!

Tさん:私自身まだ数年の経験しかありませんが、司法書士事務所やその他の士業事務所での勤務経験がある方なら、その経験を活かせる場であることは間違いないと思います!一般企業へのキャリアチェンジは確かにハードルが高いと思いますが、それを乗り越えていこうと思えばチャンスのある場だと思います。ちょっとでも気になる方がいらっしゃいましたら、まずはカジュアルにお話しできれば幸いです。

おわりに〜GVA 法人登記に興味をお持ちいただけたら

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