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GYAARCon支援内容アンケート結果発表!開発者が求める支援とは?【後編】

みなさん、こんにちは。

前回の記事では、GYAAR Studio公式Xを見てくださった皆さんに
「GYAARConに求める支援内容は何か?」
アンケートを採った結果をご紹介いたしました!

▼前回記事はこちら

詳細は、前回記事を読んで頂きたいのですが、
マーケティング視点での支援」を期待する声が多かったです。

そちらの結果を受けて、比較のために、
今日まで1年弱支援を受けた第1回GYAARCon受賞者のうち
国内の5チーム(以下、受賞チーム)にも同様の質問をしてみました!

【質問内容】
①応募時に賞金以外で最も期待したことは何ですか?
②実際に受賞後に支援を受けてみて、特に良かった支援は何でしょうか?
③Xで一般回答者から最も期待されている
「マーケティング視点での支援」について、ご意見/ご感想をお願いします

【回答者】
・BUBBLE GUMの古川 貴大さん
・古淵 寮さん
・カクカクゲームスのチャレヒトさん
・kinjoさん
・トモぞヴPさん

そしてこちらが回答結果です!

皆さんのアンケート結果と受賞チームからの回答を受けまして、どのような意味を持つか考察してみました。



皆さんと支援前の受賞チームともに最も期待した支援は
マーケティング視点での支援」でした。

支援を期待するということは、「既に色々と行っているが効果が出ていない」「自らが行う範囲には限界がある」「詳しくない領域である」「苦手な分野である」「お任せしたい」のような理由があると推測します。インディーゲームクリエイターの皆さんはゲーム開発については当然ながら既に行っており、問題に直面しても解決法を導き出せる。ですが、マーケティングの分野においてはゲーム開発と比べると未知の世界であり、だからこそ支援を受けたいという気持ちが表れていたのではないでしょうか。

バンダイナムコスタジオからの支援は主にゲーム開発部分となり、引き続きそこにも注力いたしますが、本コンテストの共同主催であるバンダイナムコエンターテインメント、そして運営に協力いただいているPhoenixxと連携し、
皆さんの作品を世に広める為のマーケティング領域においても強く支援できるようにしていきたいと思います。

もう1点。
「試遊会などを通じてのクリエイターからの定期的なフィードバック提供」が、受賞者にとって非常に価値がある支援だったということがわかりました。

こちらに関しては、同じくゲーム開発をしている方々からのフィードバックが貰えるという価値だけでなく、他のゲームクリエイターとの「繋がりを作ることができた」という点でもポイントが高かったようです。
インディーゲームクリエイターは個人もしくは少人数で
作業を進めることも多く、世界が狭くなってしまうことケースもあるかと思います。
その点、他のクリエイターとの「繋がり」ができると、
情報共有ができたり、ライバルとして切磋琢磨できたりと、広がりをもたらしてくれそうです。受賞者インタビューでも言及されておりますので、幾つか紹介いたしますね。

畑中:協力しつつもライバルであるという感じでしょうか。


古淵:みんな ”状況” や ”開発のフェーズ” 、そして ”作っている作品” も違うので、完全な競争相手というよりはいい戦友がいるという感じです。ライバルがいるというのは、すごくいい環境だと思います。


トモぞヴP:……人間競馬の馬ですね。


ですので、GYAARCon運営チームとしましては、
試遊会やオンラインのコミュニティプラットフォームの提供などの
「繋がりを作ることができる支援」については
今後も継続し、かつその内容をアップデートし続けていきたいと考えています。


以上、アンケートの結果まとめでした!

考察部分は一概にこう!とは言えない部分もあり、
一部の方には当てはまらないこともあるかと思います。
ですので、考察を押し付けるのではなく、
今後も多面的に捉えていくことで皆さんと一緒に
インディーゲーム市場を盛り上げられたらいいなと思っております!

今回もご覧頂き、ありがとうございました。

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