門出を祝う!

研究室がつらい研究室がつらいとこぼすことのできる友達が、1人だけいます。その子とは学科が違いますが、1年生のときよく同じ講義を取っていて、さらに教職課程も同じで、何かと縁のある友達なのです。

その子も研究室が憂鬱そうでした。でもわたしの憂鬱とは、わけが違うのです。

・受け答えが気に入らないとギャンギャン言う(しかも2階上まで聞こえる声量)
・机を叩く
・ゼミの休憩中も部屋を出るには許可がいる
・繰り返される人格否定

などそれはそれは酷いものでした。これに比べれば私の悩みなんて小さいものだといつも思ってます。

その友達は時々私の研究室に遊びに来るのですが、先日「いついる?」と連絡がありました。もちろん毎日いるので、すぐに会いに来てくれました。

研究室に遊びに来て、開口いちばん、

アカハラ認定された!!!研究室移れる!!!

と言ったのです。

おめでとう!!!!!!!!!!!!!

友達と抱き合って喜びました。

聞くと、ストレスから5階にある研究室に上がれなくなってしまい、どうすることもできず、学生相談が受けられるところに駆け込んだとのこと。
相談するとすぐ「それはアカハラです。学科の責任者を」と言われ、学科の責任者が呼び出され、ストレスの元凶から遠ざけるために研究室を移す手続きが取られたそうです。
学科の先生方が色々と手を尽くして下さったようで、いい環境で卒業論文を書くことができるそうです。テーマ決めなどをやり直す必要があり、少し忙しい毎日になるようですが…。

友達に笑顔が戻って本当によかったです。アカハラをした友達の先生は本当に許せません。

アカハラに悩んでいる学生さん、自分を失う前にしかるべき機関に駆け込んでください。そして相談された方は揉み消そうとせず、学生の声に耳を傾けて改善に力を貸してあげてください。全ての人がストレスなく学問ができますように。

注; 特定を避けるため、フェイクを入れております。

頂いたサポートは、文章スキルの向上のための勉強費に当てさせていただきます!