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初心者とゲームする時に気を付けていること【ボードゲーム】

こんにちは!
僕はボードゲームやカードゲームが好きな30代の男です。

ここ最近noteデビューして、主にデジモンカードゲームの話を記事にしています。

この記事では、友達とボードゲームで遊ぶときに気を付けていることを書きたいと思います。

みんなで楽しく遊ぶためにはどうしたらいいか自分なりにまとめましたので、興味がある方はお付き合いください。

はじめに僕のゲーム遍歴を簡単に紹介させていただきます。

最初にしっかり遊んだカードゲームは高校生の時の遊戯王で、同世代と比べると遅咲きのカードゲームデビューでした。

当時は「遊戯王GX」という作品が放送されており、主人公が使うデッキを真似て遊ぶのが好きでした。

当時友達に譲ってもらった大切なカード

その他にもヴァンガードやマジック・ザ・ギャザリング、ポケモンカードにガンダムウォーなど興味を持ったカードゲームはなんでも遊びました。
付き合いのいい友達に感謝です。

社会人になってから一緒に遊んでいた友達と時間を合わせるのがだんだん難しくなり、なんとなくカードで遊ぶ機会が減ってきたところに遊戯王の大幅なルール変更が重なりました。

既存のカードがとても使いづらくなる変更で、とても驚いたことを覚えています。

大会に出るような遊び方をしていたわけではありませんが、公式のルールに則って遊んでいたためますます遊戯王が遊びづらくなり、大きく生活が変わる時期でもあったためすべてのカードを処分してしまいました。

その当時通っていたバーで、マスターの紹介で常連さんとボードゲームで遊ぶ機会がありました。「ピット」と「ハンズ」という二つのボードゲームを遊んだのですが、初めて会う人とゲラゲラ笑いながらゲームを楽しめたのが印象的でした。

そこからどんどんボードゲームにハマり、「カタン」や「ドミニオン」といった定番ボードゲームを集めるようになりました。

もうTCGやらないでこれでいいじゃん!って思ったあの頃

TCGにはもう戻らないと思っていましたが、懐かしさからデジモンのカードに興味を持って遊んでみるとまぁこれが楽しくて楽しくて…。
しばらく距離を置いていた反動で一気にカードゲーム熱が再燃し、現在に至ります。

前置きが長くなってしまいましたが、とにかくカードゲームとボードゲームが大好きな人間だということが伝わればオッケーです。
というわけで本題に入ります。

ボードゲームで遊ぶ目的はなんだろう

始めに僕がボードゲームで遊ぶ理由についてお話ししたいと思います。

先ほど書いたとおり僕はボードゲームが好きなわけですが、もっと正確に言うとボードゲームというツールを使って友達と遊ぶのが好きです。

ぶっちゃけてしまうとこれがカラオケだろうがボーリングだろうが楽しければなんでもいいと思っている節があるのですが、この「楽しければなんでもいい」っていうのがミソで、当たり前のようで見失いがちなことだと思っています。

ゲームで競い合っているとつい熱くなってしまう場面があります。
より楽しく遊ぶため真剣にゲームに向き合うことは大切ですが、対戦相手への配慮が欠けた行動は楽しさよりも不満を残すことになりかねません。

ではどうすれば相手にも楽しんでもらえるでしょうか。
ゲームの楽しさを理解しあったもの同士、なるべく同じくらいのレベルで遊べたら一番楽しいですが、初めからそれができる人はほとんどいないと思います。

初めてそのゲームを遊ぶ人にとって、遊んでいるゲームのどの部分がおもしろいのかを理解する瞬間はとても貴重な体験だと思っています。

これはゲームの初心者でなければ味わえない体験であり、上達するために重要な要素だと考えています。

慣れている側は頑張って相手を「楽しさの本質」に導いてあげるようにしたいものです。

「あっ!このゲームおもしろい」と気づいた瞬間の
なんとも言えない高揚感が好き

ゲームのゴールと道筋ははっきりさせてあげよう

僕はボードゲームで遊ぶ際、ルールを説明する前にそのゲームの目的から伝えるようにしています。
ゲームの勝利条件と敗北の条件をちゃんと理解することでプレイ中の立ち回りは大きく変わります。

また、1プレイに30分以上かかるようなものであれば導入部分だけ遊んでみて、ゲームの流れを掴んでから仕切りなおすなど工夫をするようにしています。

序盤の選択が決着に大きく影響することもあるので、フェアに対戦するためにもルールをしっかり理解してもらってからスタートするのは大事なことです。

ドミニオンなら誰かが金を獲得するまで
遊んでみるのがおすすめ

相手がルールを理解できたようであれば、強力な戦法やコンボなどを教えるのもいいと思います。
ただし、自分でそれを生み出す面白さもあるため説明の塩梅が難しいところ…。

初めてのゲームを遊ぶ側はルールで頭がいっぱいになることもあるので、相手の理解度に応じてテクニックを伝授するよう心がけています。

自分が気持ちよくなるためだけにゲームを遊ばない

先ほど「対戦相手への配慮が欠けた行動は楽しさよりも不満を残すことになりかねない」と書きました。

勝負にこだわればこだわるほどこれがおろそかになってしまいます。

ボードゲームは知識が強さに直結します。
初めて遊ぶ人と何度か遊んだことがある人では後者の方が圧倒的に有利で、普通にやったら自分が勝つわけです。

真剣勝負は相手が上達してからのご褒美にとっておきましょう。

初心者が成長する姿、ゾクゾクしちゃうね♡

自分がそのゲームに勝ちたいからといって相手を執拗に妨害したり、突き放すような勝ち方をするのはスマートとは言い難いです。

初心者と対戦する時のあなたの勝利条件は相手に「もう一回やりたい!」と言わせることに変わっているのだと肝に銘じておきましょう。

他のプレイヤーはあなたのラジコンではない

フェアな勝負にこだわるあまり最善の手を教え続けてしまったということ、ありませんか?

ボードゲームは考えることも楽しい要素のひとつなので、できるだけ相手に行動を選ばせてあげるようにしたいです。

協力ゲームでアドバイスし続けた結果、もうこれ自分一人で遊んでたんじゃないの?ってなって反省した覚えがあります。

協力ゲーこそ過剰なアドバイスはNG

何度か遊んだことのあるゲームであれば、その場面で何を選択すべきかアイデアが浮かぶかと思います。

初心者の方がどうすべきか悩んでしまっていたら、いくつか選択肢を提示して最後の決定は自分でできるように誘導してあげましょう。

困っていたら手を差し伸べるくらいのスタンスで優しく見守ってあげたいですね。

まとめ

めんどくさいこと考えながらゲームしてんなって思われるかもしれませんが、僕自身が初心者の側で嫌いになってしまったゲームもいくつかあります。

経験者だけがワイワイしていて置いてきぼりをくらっていたか、まったく勝ち目のない勝負を延々とさせられている時の記憶は中々消えないものです。

自分が友達を巻き込んで遊ぶ時はなるべくそうならないように気を付けているつもりです。

それともう一つ大事なのが、選択するゲームの難易度についてです。

この記事では長く触れませんが、ボードゲームは本当にたくさん種類があるため、一緒に遊ぶ人の年齢やゲームの習熟度によって適切なゲームを選択したいものです。

僕は4歳の息子と遊ぶ時はサイコロを転がすだけで成り立つゲームで遊びますし、長くカードゲームに触れてきた友達とは複雑なコンボを要求されるようなゲームで遊びます。

サイコロを転がすだけと侮るなかれ!めちゃ面白いから

ボードゲームはコミュニケーションを取りながら遊べるので、人と仲良くなるのに向いているかと思います。

しかし、遊び方を間違えると嫌な思い出を残してしまう側面もあります。

年齢的に結婚する友達も増えてきて、夫婦そろって家に招くなんてことも良くあります。
そんなときにアイスブレイクとしてボードゲームに頼ることが多いのでこんな記事を書いてみました。

ゲームに不慣れな相手を優しく誘導して、ボードゲーム沼に引きずり込んでいきましょう。

おわり

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