「音楽教室の味方は世論」について。裁判をするのなら味方につけるべきなのは世論ではなく法

2020年3月24日 13:15

裁判するのなら世論ではなく法を味方につけなければならないと思うのですけどね。
「教師のお手本」に著作権料音楽教室の味方は世論：日本経済新聞 https://t.co/yyYLWNzqMM
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) March 22, 2020

政治活動なら世論を味方につけるというのは一定正しいと思いますけど、法解釈、しかもこの使用法に対して値札をつけるのは妥当か否かを争う裁判ですから、世論よりも先に味方につけるものがあると思うのです。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) March 22, 2020

現役世代にお金が回らなければ、現役世代は他の仕事を探さねばなりません。同時に、これは将来世代の収入を奪う行為です。

子供たちのためと言うのなら、なぜその子たちが大人になった時の収入源を奪おうとするのですか。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) March 22, 2020

現役世代の増収は、将来世代の収入です。将来世代に畑や漁場を受け継いで初めて文化と言う物は育ちます。

それを使っておいて、子供を盾にしてお金を払いたくないと主張する行為は、自分にはそれこそ文化の破壊に見えて仕方ないのです。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) March 22, 2020

本件においてJASRACが仮に敗訴すれば、あらゆる楽曲の権利者が音楽教室などの使用に対して料金を請求できなくなります。JASRACだけの問題ではないのです。全ての作詞作曲家の収入の話でもあり、現役世代の収益の話でもあります。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) March 22, 2020

以前から指摘している通り、これは値上げ交渉としての側面が強いので最高裁まではおそらく争われることになるとは思います。が、なるべく早く決着がついてもらいたいと願う次第です。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) March 22, 2020

まとめ

日本経済新聞の音楽教室との一件に関する記事へのツイートまとめです。音楽教育を守る会との裁判は結局は法においてはどうかと言う判断を仰ぐものです。司法は世論に左右されてはならないものである以上、ここで世論が味方であるかどうかは全く意味を成しません。

世論が音楽教育を守る会の味方で法律上はJASRACが正しいと言う事になれば、世の中の一般認識が間違っているという結論がでるだけなのです。以前韓国の司法に対して国民の情緒次第で判決が決まる「国民情緒法」と揶揄されましたが、なぜかこの手の話では国民感情に添えと言うような意見が多くみられ、あまり韓国の事を笑えないなと言うのが素直な感想ではあります。

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