記事中いくつか怪しいポイントは有るのでメモを取っておきます。
発車メロディの著作権に関する真相 https://t.co/5Aip0EwZZW

— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 23, 2020

＞「契約上、発車メロディは駅という施設でのBGMという扱いになっていて、その地域での割合に応じて分配される」

鉄道会社が包括契約を結んでいるという事だと思います。で、包括契約に対してはどこで何曲使ったかの申告も受け付けているので、鉄道会社側が言えば分配は正確になるはずです。

— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 23, 2020

もちろん面倒ですしこれは鉄道会社側の判断次第かと思います。

権利者側からここで使われていると言えば同じく資料には反映されるはずです。ライブなどと違って立証は駅に直接出向くだけで可能ですから、電話一本でより正確な分配になる話かと思います。

— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 23, 2020

＞発車メロディを企画した広告会社と音楽制作会社は、JASRACの他に、作曲者にも許可をもらう

JASRACに信託している作曲者ならJASRACが許可を出せばNoとは言えないはずです。

— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 23, 2020

＞作詞作曲をしていなかったとしても、その歌を歌った歌手の方にも確認をするのが通例だ。

音源を新たに作るのなら要らないです。

＞「そんな場所で使われるのは、私のイメージに合わない」とでも言われたならもう仕方ないのだ。

歌い手に権利は無いのですから、耳を傾ける理由がありません。

— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 23, 2020

＞「しかし、作曲者本人に支払われているとは限らない」

作曲者が権利者ではないケースがあります。著作権は譲渡が可能ですので。一番気にかかるのは、信託者かどうかが明言されていない点です。

信託者であれば上記の通り電話一本で解決する問題ですのでその点は非常に怪しい所が有ります。

— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 23, 2020

＞JASRACには徴収と同じくらい熱心に、それこそデジタル技術を駆使するなどして、確かな分配の確立にも力を注いでほしい

包括の偏りは全体の2%のさらにその一部です。残り98%は統計を使用せず分配していますからこれを熱心と言わずして何と言うのでしょう？

— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 23, 2020

＞（JASRACの収入に）大きく貢献しているヒットメイカーにばかりおカネが流れて、もっと小さな人たち、夢を持ってミュージシャンを目指す人や売れない人たちには正当な見返りがない

当たり前の話なんですが、曲別にせよ統計にせよ、根本は当人の楽曲の需要に他ならない訳です。

— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 23, 2020

売れない人に正当な見返りをと言いますが、本人が本人の需要を増やしていかなければ正当な見返りは増えません。

金額が小さいのは、正当な評価をした結果に過ぎず、見返りを大きくしたければ自身の価値を高めて下さい。全体の2%の一部ですから批判対象に流れるお金は大きくありません。

— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 23, 2020

また弱小のミュージシャンへの割合を大きく白というのも大間違いです。自分で価値を高めて下さい。JASRACは事務所ではないですし営業でもありません。ただの会計です。母親ではないし、税金のような再分配の仕組みでもない。取り立ての代行に過ぎないのです。

— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 23, 2020

自分個人としてはこのミュージシャンの方が語る「正当な見返り」は自身の需要以上の見返りを求める「不当な見返り」としか思えません。

ともあれ、当事者である本人が名乗り出て、使われていないと宣言しない限りは立証も出来ませんので、この記事を以てJASRACの悪行とするのは無理ですね。

— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 23, 2020

そしてもう一つ。
これはMIDI狩りの際にあったものですが「他人の楽曲をMIDIに起こしたもの」を自作と言ったケースがありました。
可能性として非常に気になっているのですが、メロディの音源を作る作業を「作曲」と誤解されているのではないでしょうか。

— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 23, 2020

音源を作った場合はそれは鉄道会社との契約ですからJASRACの関与する余地はありません。何回再生されてもお金が入らないのであれば、それは音源の買い切りの契約だったという事でしょう。

いずれにせよ該当の音楽家さんご本人のお話が無いことには噂の域を出ない内容かと思います。

— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 23, 2020