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トルコ一人旅を振り返る④エディルネ編

こんばんは。

早いものでもうトルコ一人旅から一か月近く経とうとしています。もはや「振り返る」というより「思い出す」といったほうが近いのかもしれませんが、今回は④エディルネへの一人旅を振り返ります。

公共交通機関をつかいこなせ

イスタンブールからはトラム・地下鉄・高速バスをなどを乗り継いで行く必要があります。まずはイスタンブールの西にあるオトガル(巨大バスターミナル)に向かいます。

私はスルタンアフメト周辺に泊まっていたので

トラム:Sultanahmet駅からYusufpasa istasyonu駅 10分ほど歩いて

地下鉄:Aksaray駅からOtogar istasyonu駅で下車 

高速バス:Otogar istasyonuからEdirne Otogar さらに路線バスに乗り換えてエディルネ中心街に行けます。

さらっと書いていますが、結構大変です。

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トルコは、世界でも有数のバス大国らしく、国内の移動では高速バスが重宝されているそうです。地球の歩き方より。ですから、バスターミナルであるオトガルも自然と巨大なものになります。

オトガルは、日本のバスタ新宿をイメージしてもらうといいです。定食屋や売店などもあり、歩いて時間をつぶせます。

看板のバス会社のところに行き、パスポートを見せて切符を購入します。写真の中心に写っている「METRO」という会社を選びました。

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建物裏では出発を待つバスがたくさん並んでいます。切符を買った時に親切にターミナル番号を書いてくれたので迷うことはありませんでした。

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バスは1+2席の独立席。モニターでテレビ見れます。

運転手のほかに添乗員がいて、軽食と飲み物を配ってくれます。


エスキ ジャーミィ

3時間半ほどでエディルネオトガルに到着。ここからは英語が通じない世界です。なにを言っているのかよくわからぬまま路線バスに乗り、30分ほどでエディルネ中心街に着きました。

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奥に見えるのがエスキ ジャーミィです。

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ここまでくるとお祈りしている人しかいません。

まさにトルコの素の様子を見ている気がします。

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天井です。びっしりと描かれています。

エスキ ジャーミィを通りを挟んで向かい側にミマーム スィナン像と彼の最高傑作セリミエ ジャーミィがあります。

セリミエ ジャーミィ

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中に入ります。

中に小さなバザールがあり、お土産を買うことができます。客引きはおろか、わかる範囲の英語で頑張って接客してくれたことが印象に残っています。

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上に登ってきました。大きい。スルタンアフメトよりベージュがかっていてあたたかみがあります。

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たくさんの窓と、高い天井が解放感を与えます。

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やっぱり天井撮ってしまうんですよね。

エディルネはブルガリアの国境近くにあり、歴史的に見ても強国ブルガリアとの因縁が深い地です。その影響もあってか、ロシア人も多いようです。「写真撮ってくれよ!」と気さくに話しかけてきてくれた青年は、ロシア人だったようで、私がロシア語しゃべれないと言ったら残念そうにしていました。結構ロシア語しゃべれる人が多い地域なのかもしれません。

街歩き&レバーの山賊焼き

続いてエディルネ街歩きをしました。

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片田舎のショッピングストリート、といったところです。レストランや薬局、電気屋、ベシクタシュのショップもありました。

地球の歩き方に、エディルネ名物はレバーのから揚げだと書いてあったので、事前に目星をつけておいたレストランに行きました。

め、めすぅあ、エディルネ なんちゃら ウスタです。

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この「レバーだけで勝負するんや」感が逆に自信を感じさせます。もはやメニューもありませんでした。日本語で「とりあえず一人分!」といっただけで出てきたメニューです。絶対何言ってるかわかってないはずです。

味はめちゃめちゃおいしかったです。普段レバーのくさみは若干ニガテなのですが、くさみが抑えられ、歯ごたえもよく、ひときれひときれ次々に食べてしまいました。

並んでいるトマトとの相性が良くて、トマトばっかり食べていたらおかわりサービスしてくれました。お店の人たちも絶対何言ってるのかわかんないのに、みんなフレンドリーでした。

壁に有名人や政治家が来店したときの写真を飾るのは万国共通のようです。ムスタファケマルの肖像画は除きますが。

イスタンブールに帰る

食事をとったあと、時刻は16時頃でした。また路線バスや高速バスを乗り継いで帰りました。

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さようならエディルネ。短い滞在時間でしたがとても充実していました。そしてみんなフレンドリーでした。

このあとは疲れていたのかあまり写真を撮っていませんでした。

最後にイスタンブール側のオトガルで食べた定食屋の晩御飯。バイキング形式で食べたいものを選びます。ちょっとやる気なさそうなお兄さんがかるーく客引きしてた様子に逆に惹かれてこの店にしました。

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生野菜のサラダ、肉団子のトマトシチュー、スープに米です。

お高めレストランもいいですが、こういうなんでもない感じの定食屋がなんだかんだおいしかったりします。そしてトルコはトマトがうまい。なぜなんでしょう。

次回は最終回、帰国編です。写真もそこまで多くないので、ざっと全体を振り返ってみようと思います。


超長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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