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「暦を調べていて驚いたこと」


その年の「週」の定義は国際規格で決まっているそうである。
(ISO 8601(日付と時刻の表記に関するISOの国際規格)

その中に、「ある年の最初の週はその年の最初の木曜日を含む週」というのがある。

これは、週を定義しているが、ちょっと分かりにくい。
だが、月曜始まりのカレンダーを思い浮かべれば分かる。

2023年の月曜始まりカレンダー

カレンダーの最初の木曜日を含む週が、その年の最初の週となる。
だから、2023年は、


つまり、最初の木曜日が何日かによって変わる。
書き並べると、「最初の週」は
木曜日が1月1日なら、12月29日(月)から1月4日(日曜日)
木曜日が1月2日なら、12月30日(月)から1月5日(日曜日) 
木曜日が1月3日なら、12月31日(月)から1月6日(日曜日) 
木曜日が1月4日なら、 1月 1日(月)から1月7日(日曜日)
木曜日が1月5日なら、 1月 2日(月)から1月8日(日曜日) 
木曜日が1月6日なら、 1月 3日(月)から1月9日(日曜日) 
木曜日が1月7日なら、 1月 4日(月)から1月10日(日曜日)

となる。

詳細は、wikiによると、
・ある年の最初の週はその年の最初の木曜日を含む週である。
これは、ある年の1月4日を含む週がその年の最初の週であることと同じである。
・ある年の最後の週は、次の年の最初の週の1つ前の週である。
・週は年を跨いで定義されることがある。

という事らしいのだが、
上記の通りで正しいのかな?

だから、今年(2023年)の「最初の週」は、
2023年1月2日(月)から1月8日(日曜日)となり、


2023年1月1日は、規格上、2022年の「最後の週」に入る。
何だか混乱しそうだ。

今年元旦に「あけましておめでとうございます」と言ってしまったが、
それは昨年の最後の週に言ってしまったことになる。

勿論、日付けは2023年1月1日だから大丈夫ですよ。

暦の話は、まだまだ続きます。(時折掲載)


#暦 #カレンダー #週 #木曜日 #元旦 #不思議 #謎 #国際規格

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