「合成怪人」と聞いて、国民的特撮ヒーローの名前の敵を思い出す人は、
かなりのマニアである。
それとは全く関係無いが、いわば「合成お菓子」とも呼べる逸品を並べてみた。「合成」と言っても怪しい商品ではない。

まず、「ベビースターラーメン　プチチョコアイス」。

商品名通り、ご存じベビースターラーメンとチョコをアイスの周りにまぶした冷菓。チョコに埋もれたベビースターの触感が面白かった。
アイスがおとなしめでベビースターの邪魔をしていない。

続いて「チロルチョコ・カレーパン」。

チョコにカレーってどういう事？　と思ったが、どちらにもはみ出さない収まりの良い味だった。ゲテモノを期待して食べるとちょっと物足りないかも。

「おでんサイダー」

おでんの出汁に炭酸を加えたような味を期待してはいけない。
ほのかな和風の出汁の香りがして、ちょっと個性的なお土産には良い。

「ガリガリ君RICH　卵焼き味」

あまり売れなくて、再販の予定もないそうだが、赤城乳業のチャレンジ精神には頭が下がる。

冒頭で怪しくない、と書いたが十分怪しかったかもしれない。
とりあえず「合成」と括ってみたが、どの商品も一種のおおらかさが漂っている。
そう言えば、合成怪人も「まさかこの二つが」という意外性があるものや
なんとなくおおらかな怪人の方が好きだったなぁ。
（イソギンチャクとジャガーみたいな）

いつの日か合成お菓子が、世界征服を成功させる日が来るのかもしれない。

次回は、「騙された！　まさかそんなお菓子が・・・」の予定です。

　　　　　　　　　おわり

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