映画監督・小林豊規（とよのり）。
彼の人生はまさに映画だ。
デビュー作は限定公開ながら、映画監督の犬童一心を始め、多くの監督、俳優などの映画人から支持され、これから拡大公開していく・・・はずだった。その矢先に彼は亡くなったのだ。

中学生で初めて８ｍｍフィルムで劇映画を作り、50年間映画を撮り続けて2023年10月、 ６４歳で長編映画を製作・監督してデビュー。

しかし、初公開からひと月半後に急逝。

己の映画的感覚を信じて作品を作り続けた映画監督のゆるぎない一作。
まさに映画のような人生を送った小林豊規監督の
デビュー作にして遺作。「静かに燃えて」

「噛んでも嚙みきれない味わい深さ」「女性が女性を思う心情に身も心も熱く重ねていく」
「舐めて観なかった人にはザマアミロと言いたい」などと多くの評価を得たデビュー作が、池袋シネマ・ロサで３月３０日から公開。
映画を愛し、映画にまみれて生き、自らの映画を作り上げた途端亡くなった映画監督のただ一本の他にはない映画を見逃してはいけない！

映画「赤すいか黄すいか（犬童一心監督）」などの撮影を手がけ、CMディレクターとしてその手腕を発揮し続けてきた映像ディレクター、小林豊規（とよのり）が手掛けた切ないラブストーリー。
「エッシャー通りの赤いポスト」のとみやまあゆみ、「不器用な彼女」の笛木陽子、さぬき映画祭ショートムービーコンペティション2021グランプリ受賞作「僕とぼくとカノジョ」の原田里佳子、短編「隠し戯～かくしごと～」の蒔苗勇亮らが出演。TVのバラエティ番組、ラジオ、映画と多方面で活躍し、バンド 「yes,mama ok?」 のリーダーで、作詞、作曲も担当する金剛地武志が、怪しい催眠術師役で出演し、映画の音楽も作曲している。

長編映画「静かに燃えて」 2024年3月30日(土)より
池袋シネマ・ロサにて公開。

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