業務ハッカーに向いてる人ってどんな人

こんにちは!髙木 咲希(ぎっさん)です!

先日「私、自然と業務ハックしていました!」という人達と話していたら共通点を見つけることが出来ました。

今回は業務ハッカーに向いてるかも?と思う気質についてゆるく書いて行こうと思います!


(画像は前回の勉強会スライドから拝借)

面倒くさがり屋

基本の気質な気がします!

業務改善は当たり前ですが「改善」なので既に動いているものに対して実施する取り組みです。

つまり変えなくてもなんとかなっているものです。

そんなものを変えたいと考えるのは、その行いに対して何か強い思いがある(「お客さんにもっと良いサービスを提供したい!」とか「一緒に働いている社員に仕事を楽しく感じてもらいたい!」等々)もしくは、ものすごく面倒くさがり屋か、あるいは両方の思いを持ち合わせている人でしょう。

また業務改善を行う必要に迫られた場合においても、良い業務改善が出来るのは面倒くさがり屋な人だと思っています。

この気質が無いと愚直に頑張ってなんとかしようとしてしまうでしょう。


余談ではありますが、この「面倒くさがり屋」とはプログラマの三大美徳である「怠惰」「短気」「傲慢」の「怠惰」に匹敵する言葉です。

この怠惰というキーワードと働き方についてふれた内容で好きな記事があるのでもしよかったら読んでみて下さいー!

『エンジニアの三大美徳「怠惰」「短気」「傲慢」 ─「怠惰」を極めて働くこととは?』

https://codeiq.jp/magazine/2017/05/50861/


おっちょこちょい

おっちょこちょいと言えば響きはまだかわいいが、私は昔から人が唖然としてしまうミスをよくやってしまう。

先日も発表の機会を頂いた際「納品のない受託開発」という自社のビジネスモデルを「納品の受託開発」とスライドに書いて発表してきました。

この文言だけみたら意味が分かりませんが、ビジネスモデルを知っている方かた見たら一瞬全く別の概念にみえます。

「納品しちゃってるよ。」と


以前は「意識しようと!」と精神論で解決しようとし、意識したことで別の部分でミスをするという負の連鎖をよく起こしていました。

いつからか自分を信じるのを諦めて、仕組みで解決することを考えるようになりミスをするということは減ってきました。


仕組み化を考えるとミスを抽象化して捉えるようになるので、ミスが起きそうな観点やリカバリー出来るように備えておくという発想が思いつきやすくなったかなと感じています。

自分は「見落とすし、忘れる。」の前提で考えているので、上手いことツールが活用できないかなと自然に考える機会が増えました。

おっちょこちょいはこんな事を日常的に考えないとやっていけないので、この訓練?のお陰で業務改善のアイディアが生まれるのかななんて感じています。


自分は業務ハッカーに向いているということを示せたのか、一般的に見てダメ人間ということを晒してしまったのか、どっちにしても自分で言うには恥ずかしい内容になってしまいました(笑)

勿論こんな人ばかりが業務ハッカーかというとそんなことはないと思います。

業務ハッカーに必要な技術は「業務プロセスを分析する力」とか「人を巻き込む力」「プログラミングや、kintone設定でのアプリ作成力」等々色々あるなぁと感じています。

(今度このあたりの話も書いていきたいなぁと思っています!)

そのような力こそ業務ハッカーが持つべきものです。

今回の話は業務ハックの3つのポイントの1つである「人に無理させない」という思考を持っているのはこういう人が多いかもねという話です。


思考と技術を兼ね備えた頼れる業務ハッカー目指して今後も頑張っていきたいと思いますー!

では〜。




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