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爺ちゃんの独り言 144

読了  高橋洋一と石平のデータとファクトで読み解くざんねんな中国

良書 髙橋洋一さんと石平さんの対談本
後半が特に面白かった。

社会主義大国ソ連が建国から崩壊まで73年
中国は2019年10月に70周年を祝った。
政治的・経済的自由が無い国は残れない。

何冊か読了してた城山三郎さんの小説について書かれていた箇所も個人的に納得した。

第8章 日本経済に浮上の目はあるのか より

>城山三郎の小説は経済的に間違い
金解禁を行った濱口雄幸は 城山が美化したことで 金解禁をしなかった 高橋是清の正しさを失わせてしまった。

>また、通産省 官僚の言う事をおかしいとして、アメリカに進出したホンダの後を追った政策を出したのが官僚。

>今でも『官僚たちの夏』や『男子の本懐』など城山三郎原作の美しい物語がテレビドラマ化されている。

それを見るたびに私(髙橋洋一)は

あー間違ったことをやったのを美化しているだけだな
という思いに駆られる

>官僚は民間の努力の結果を自分の成果にしてしまう そういう嗅覚が鋭くないと官僚はクビになってしまう

やはりそうだったのか。
新型コロナで緊急事態宣言前の2019年12月の出版だから事態は更に悪いだろう。

金融緩和政策を取り金解禁をしなかった
高橋是清翁をもう一度見直す必要あるなぁ。

経済・経営をわからないド文系人間が
独裁政治をすると国民が悲惨になる
のは世界的史実なんだね。


以上、爺ちゃんの独り言でした。

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