おくだ@行政書士@箕面

大阪の北摂・箕面で行政書士事務所を開業している奥田行政書士法務事務所です。弊所ではドロ…

おくだ@行政書士@箕面

大阪の北摂・箕面で行政書士事務所を開業している奥田行政書士法務事務所です。弊所ではドローンや古物商の許可取得、遺言書作成サポートを行っています。ドローン関係他にも役に立ちそうなことを書いていこうと思っています。 公式サイト:https://okuda-gyousei.jp/

最近の記事

Vol.9 道路交通法とドローンの関係

はじめに道路でドローンを飛ばすとき、航空法に基づいた許可や承認を取得していれば、特にあらためて許可は必要ないって思っている人はいませんか。 道路に関する法律である道路交通法には、明確にドローンの飛行に関する規制は特にありませんが、ドローンの飛行状態によっては、道路使用許可を取得しないといけない場合があります。 この記事を読むと、ドローンを道路上空で飛行させることがある人がどういった場合に道路使用許可を取得すれば良いかが分かるようになります。 道路の飛行に関してまずは航

    • 一庫ダムでドローンの飛行は可能か?

      先日、ドローンで一庫ダムのダム湖である知明湖にて空撮を行ってきました。 行政書士としてドローンの許認可を受けるようになって、自分でもドローンを飛ばすようになりました。 でも、練習場はさておき、やはり航空法の関係で簡単に飛ばすことができないのが実情ですが、ドローンを飛行刺せることができる場所として少し有名な一庫ダムで空撮を行ってきました。 一庫ダムでドローンを飛ばしている人も多いのですが、管理者への申請は?許可は?どうするの?と思われる方も多いかと思い、申請などの手続面や飛

      • Vol.8 ドローンと小型無人機等飛行禁止法

        箕面で行政書士をしている奥田行政書士法務事務所です。 今回のテーマは、ドローンを飛ばすうえで航空法以外で制限されている小型無人機等飛行禁止法についてです。 航空法は基本的に100グラム以上のドローンが対象ですが、小型無人機等飛行禁止法は全てのドローンが対象となっています。トイドローンしか飛ばさないよ、という方も、念の為、知識として知っておいた方が良い内容です。 小型無人機等飛行禁止法は、重要施設及びその周囲おおむね300mの周辺地域の上空における小型無人機等の飛行が禁止

        • Vol.7 【特定飛行・許可申請】航空局標準マニュアルは使えない?!注意点を解説!

          箕面で行政書士をしている奥田行政書士法務事務所です。 航空局標準マニュアルは、多くの制約があるため、よく読まずにドローンを飛ばしていると、知らずに違反してしまうこともあります。 したがって、許可や承認を申請する前、または最低限飛行前には、航空局標準マニュアルをしっかりと読んでおくことが必要です。この記事を通じてマニュアルの概要を把握し、遵守するよう心がけましょう。 (画像生成AIでドローンの飛行写真を生成してみました。) この記事は、これからドローンの許可承認申請を行

        Vol.9 道路交通法とドローンの関係

          Vol.6【ドローン飛行手続】ドローンを飛ばす為の許可申請を行うには。(特定飛行 許可承認申請)

          箕面で行政書士をしている奥田行政書士法務事務所です。 ドローンに関する安全性の問題から、特定飛行と呼ばれる飛行禁止空域や方法が存在しています。適切な許可や承認を取らずに飛行させると、罰則の対象となることがあります。 知らなかったという理由では免責されませんので、適切な手続きを踏んでドローンを飛ばすようにしましょう。 本記事は、ドローンに興味を持っている方や初心者の方で、飛行禁止空域や特定飛行に関する知識がまだ十分でない方を対象としています。 こちらの記事を通して、ドローン

          Vol.6【ドローン飛行手続】ドローンを飛ばす為の許可申請を行うには。(特定飛行 許可承認申請)

          Vol.5ドローンと資格制度のお話

          本日のテーマは、ドローンを飛ばすのに免許はいるの? ドローンに関する資格・免許のお話です。 ドローンを飛ばすのに免許は必要なの?まず、車の運転免許のような免許は、ドローンにはありません。 また、ドローンを飛ばすにも特に必要な資格はありません。 勘違いされている方も多いかもしれませんが、ドローンを飛行させるのに資格が必要と思われているようですが、そんなことはありません。 本日のテーマは、ここだけ覚えて帰って貰ったら大丈夫なくらいです。 ちなみに、FPVドローンのように特

          Vol.5ドローンと資格制度のお話

          Vol.4【ドローン飛行手続】リモートID登録不要の条件 3つ

          みなさん、ドローン、飛ばしてますか 今回は、ドローンを購入した後に機体登録と合わせて行う必要があるリモートIDが不要となる条件について解説したいと思います。 リモートIDの登録ドローンの機体重量(本体+バッテリー重量)が100グラム以上のドローンは、全て機体とリモートIDの登録が義務化されています。 リモートIDを内蔵していないドローンは、外付けのリモートIDを購入して登録を行う必要があります。 この外付けのリモートIDが結構高価なので、これからドローンを購入する人は

          Vol.4【ドローン飛行手続】リモートID登録不要の条件 3つ

          Vol.3 購入したらすぐに『機体登録』しましょう!という話。

          今回は無人航空機に該当するドローンを購入した後、一番先に行わなければならない機体登録について解説します。 ドローンをとりまく法規制についてみなさん、ドローン、飛ばしてますか? ドローンの飛行は、主に航空法と小型無人機等飛行禁止法が関係しています。 航空法では、機体とバッテリーの重量が100g以上のドローンを対象とし、小型無人機等飛行禁止法は、全てのドローンを対象としています。 航空法はドローンを飛行させるにあたっての必要な手続きを、小型無人機等飛行禁止法は官邸や原発と

          Vol.3 購入したらすぐに『機体登録』しましょう!という話。

          Vol.2 空港周辺~ドローン許可承認申請~

          空港周辺でドローンを飛ばす場合、国土交通大臣の許可が必要ですが、特定の条件下では、許可なくとも飛行が可能です。 なお、その他の特定飛行に該当する場合は、その特定飛行に関する許可・承認は適切に受けるようにして下さい。 特定飛行とは『特定飛行』とは、国土交通大臣の許可を取らないとドローンを飛行させることができない場所・空域での飛行を指します。 該当する場所としては以下のものがあります。 (他にも飛行方法も同様に承認を取らないと飛行させられないものがありますが、ここでは割愛しま

          Vol.2 空港周辺~ドローン許可承認申請~

          Vol.1 電波法とドローン

          アマチュア無線とドローン?先日、アマチュア無線4級の資格を取得した後、続けて第三級陸上特殊無線技士の資格も取得しました。 アマチュア無線4級の試験はあまり難しくないとは聞いていましたが、第三級陸上特殊無線技士の試験は、アマチュア無線4級よりも更に易しい(計算問題が出ないという点で)感じです。 今、これらの無線の資格を取得したのは、FPVドローンに興味があり、その為の準備ということで、これらの資格を取得しました。 アマチュア無線・陸上特殊無線技士等の電波の資格とドローン、

          Vol.1 電波法とドローン

          Vol.0 #自己紹介~ noteをはじめました ~

          自己紹介 はじめまして。 大阪の箕面で行政書士事務所を開所しています奥田行政書士法務事務所の奥田といいます。 行政書士というと、あまりなじみのない方も多いかもしれませんが、 行政書士の主な業務としては、お役所へ提出する書類の作成、依頼者の代わりに手続きを行ったり、また、遺言作成等が主な業務です。 弊事務所の主な取扱業務としては、ドローンや古物商の許認可取得、秘密保持契約書・業務委託契約書といった契約書の作成、遺言の作成サポート等を行っています。 ここ、note ではドロ

          Vol.0 #自己紹介~ noteをはじめました ~