「働く」ことに緊張する

前回のnoteに書いたように、今日は病院からの紹介状の受け取りと単発バイトの登録会に行ってきた。
久々の労働・・・。
単発のバイトは今まで数え切れないぐらいしてきたことがあるので、システム的なものはどこの会社もそんなに違いはなく、登録会も大丈夫だろうと行ってみたのだが・・・。
登録云々の前に、自分が思った以上に「働く」ということに対して緊張していて、そんな自分にびっくりした。

そもそもの求人HPには軽作業などが記載されておりそれを目的に応募したのだが、登録会で担当者から詳細な話を聞いてみるとメインのバイトは「イベント設営」だったり「イベントスタッフ」が多いとのこと。
腰痛持ちだし、イベント系の仕事はもう懲り懲りだったので話を聞いていくうちに途中から明らかに顔が曇っていく私。
よっぽど途中で口を挟もうかと思ったが、HPの記載情報が全てではないことは分かりきっていたことなので、一応担当者の説明が終わる最後まで話を聞いた。
話を聞いて良かった点は、仕事の紹介はこちらが働ける日を事前にLINEで送り、そこに求人があれば紹介するというもので、求人があるかないかは直前にならないとわからないけれど、本当に単発で仕事ができそうだという点。
難しいと思った点は、やはり仕事内容が思ったものと大分違った点だ。

そんなに簡単に自分の思い通りの仕事ができるなんて思わないが、話を聞けば聞くほど今の自分にできるのか不安になってしまい、さまざまなことを質問したおした。
今日の登録会での私の対応を、実際転職の際に企業の面接でやったら一発アウトだろうし、何より登録会の担当者も驚いただろう。
「働きたい」といって応募してきた無職アラフォーのおばさんが、いきなり「あれはできない、これは不安だ。」と細かいことをグチグチゴネ出したのだから。
向こうも人足は欲しいようで、あれこれと「重いものは男性が運びますから。」とか「女性スタッフも多いですから」と働くことに及び腰になりまくっている私をなんとか宥めすかしとりあえず登録させていた。
自分でもこんなにわがままを言うと思わなかったし、そんな人間ではないと思っていたのだが、私は思った以上に「働く」ということに臆病になっていたようだ。

単発なので、その日一日の現場を我慢すればいいだけなのだが、ちゃんと現場に行けるだろうか、自分にできる作業だろうか、最後まで身体は持つだろうか・・・さまざまな不安が頭をもたげてきて働くことが怖くなってしまっている。

こんなことで生きていけるのか・・・。

今は心身が不安定になりやすい時期ではあるが、それにしても「働く」ということにこんなに自分が緊張しているなんて思わなかった。

早速来週一日シフトに入ってみたが、正直今からすでに不安だ。
仕事自体は身体が無理そうなら、次のシフトを入れなければいいだけなのだが、いかんせん「働く」ということから約2年離れているので現場へ行って人と関わって働くことへの緊張が半端ない。
それでも何かを始めないと、働かないと、生きていけない。

まずは、その第一歩へ。

頑張ろう、社会復帰。




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