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婦人科検診事件、その後

前回にも書きましたが、先日ついに子宮体がん検診に行ってきました。
以前の恐怖体験と比較しつつ書いているので、前回の記事と前半重複する部分で、後半が今回の体験談になりますが、ご了承ください。

あれは忘れもしない2年前、子宮体がん検診で気絶しかけたことがありまして😱
私の歴代痛い事件の中で、トップ3に入る事件です。

婦人科検診と聞いた時点で、男性の方にはあまり興味のない内容かもしれませんが😅
今回は私の子宮がん検診体験談をお話ししようと思います。

まず、婦人科検診には、乳がん検診と子宮がん検診があり、子宮がん検診には子宮頚がん検診と子宮体がん検診があります。

通常の子宮がん検診といえば、たいていは子宮頚がん検診のことを指しています。

体がん検診は、閉経前後の年齢くらいから推奨されていますが、痛みが伴うため症状がなければ必ずしも必要ではない、と言われています。

なぜか、ということは今回は省きますが、
私のように乳がん経験者の場合はそれには当てはまらず、毎年の両方の子宮がん検診をするように言われます。

というわけで、もともと毎年していた頚がん検診に加えて、2年前からは体がん検診も受け始めました。

初めて受けた2年前の子宮体がん検診。

痛いとは聞いていたけれど、それはもう想像を絶する痛みで😭
その痛みは終わってからも持続し、私は痛みのあまり、自分の意識が薄れゆく気配を感じました。
看護師の私ですから、ボーっとする意識の中でもとっさに自分の脈拍を計測。
そして悟ったのです!

"あ、これ迷走神経反射やな。私もうすぐ気絶する。"と。

そして、最後の力を振り絞り自ら看護師さんへ声をかけて横にならしてもらい、意識が持ち直したところで痛み止めを内服、数分後に復活!

迷走神経反射、初体験です。
人がなるのは見たことあるけど、初体験!
もうこれは、私にとってトラウマです。

のちに乳腺外科の主治医に、本当に毎年しなければいけないのか?と泣き言をいい、今後はまずエコーをして、異常があった場合のみちゃんと検診でいいですよ、と言ってもらいました。

そして去年。1年経ちまた検診の時期がやってきました。
とりあえず前回とは病院を変えて、さらにそのエピソードを話し、エコーのみでクリア!

それからあっという間に1年が経ち。
去年と同じところで検診に行きました。
すると、ずっとエコーだけもよくないから、細胞診もした方がいいと😱

「あなた、それ(気絶のやつ)どこでしたの?
あーなるほど…大丈夫、私は上手だからそんなに痛くなくできるわよ」と。
(実際には、なるほど…の後に、なるほどの理由も話してもらったのですが、ちょっと書けません(笑)

で一週間後に受けることになりました。

帰り道、運転しながら吐き気がして、帰って少しの間寝込みました。

蘇る、あの記憶。

それから一週間ずっとモヤモヤです。
検査の結果に対する不安もありますが、とりあえずまず目の前の痛みに対して。

「私は上手だからそんな痛くなくできるわよ」
ドクターXの大門未知子バリのセリフ、本当だろうか…

けど信じるしかありません!
検診の必要性は誰よりも知っている私です。
やるしかない!!

前日の夜には、検診の夢まで見るヘタレぶりですが😅

そしてついにその日を迎えました。
ハプニング的に娘たちが休園になり、連れて行くわけにも行かず、まずはお留守番を説得💦

美味しいイチゴを買ってくる条件で納得してくれて、さらには私にパワーを送ってくれました😊
検診中も、家からパワーを送ってくれてたらしいです、マイクラ(switchのゲーム)をしながら(笑)

いざ、本番!
多少の痛みを感じ、あーいよいよくるのか、と思ったところで、終わりましたよ〜!と。

え?もう終わり?

もう先生、大門未知子ですよ!
"私、失敗しないので"レベルです✨

終わってからの痛みもまるでなく、帰り道には車で大熱唱しました、Adoを!!

終了後も、あの気絶事件の時には、3日間にわたり出血があったのですが、今回は当日1回のみ。

病院選びの大切さと難しさを知りました。
たかが検診、されど検診。

人の痛みはその人にしかわかりませんが、その痛みや恐怖心に寄り添うことはできます。
前回も予めの声かけや、細かい気遣い、繊細な手技があれば、違ったような気もします。


それにしても、医療の進化は著しいにもかかわらず、もっと痛くない方法で子宮体がん検診できるようにはならないものでしょうか。






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