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プレミアゲームソフト紹介⑨

劇亀忍者伝


概要

1989年にコナミからリリースされたアクションゲームで、記念すべきタートルズ初のゲーム化作品。
日本国内でもテレビ東京系列で放送されたアメリカのアニメ『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』を題材としている。


特徴

ゲームスタイルは、レオナルド、ラファエロ、ミケランジェロ、ドナテロ(*1)の四人から一人選んで、名作『リンクの冒険』のような感じでトップビューのマップ画面を歩いて建物やマンホールを探し、入るとサイドビューの横スクロール画面を探索するというもの。
エリアは全部で6つ。エリア内にいるボスを探し出して倒すと次のエリアに進める(エリア2のみ、爆弾を全て解除するとクリア)。6というと標準的な長さに思えるが、探索要素のためクリアには時間がかかるので長く感じる。


サイドビューのステージにはアイテムがおかれているが、外に出てからまた中に入るとアイテムは復活する。これを利用して体力は楽に回復可能。これは重要なテクニックである。
キャラクターは自由に変更可能。操作中のキャラのライフが0になるとミスとなり、そのキャラは使用できなくなる(*2)。4人全員のライフが無くなるとゲームオーバー。
通常武器の他に、回数制限のある補助武器を各キャラ一つだけ持つことができる。同じ補助武器を取ることで個数を増やせるが、他の補助武器を取ってしまうと上書きされてしまう。補助武器はシュリケンシングル、シュリケントリプル、ブーメラン、気合い(巻物)の4種。
エリア3のみ、タートルワゴンに乗ることができる。ミサイルを撃って壁を破壊し、フィールドを散策していくことになる。

本作品はなぜか題名が『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』ではなく『激亀忍者伝』となっている。
なぜかというと、当時の日本国内では原作はおろかアニメ版も未放映だったことから知名度が皆無だったためで、このファミコン版そのものがタートルズブームに湧いていた米国本国に向けての発売だったためである。
国内で『タートルズ』の存在が知れ渡るのは、それから約2年後の1991年に、衛星放送にて『アイドル忍者タートルズ』のタイトルで放送されてからである。
その後1993年に『ミュータントタートルズ』のタイトルで地上波放送され、国内でも『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』というタイトルが定着していったという経緯であった。
かつてバーチャルコンソールで、タートルズゲー及びコナミのキャラゲーを代表して唯一配信されていたが、現在は配信終了。
アクティビジョンへの権利問題と思われるが、真相は不明。

買取参考価格

¥8400

引用元
「ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~」

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