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きまぐれ日記 2021.8.30

「一日でも文章を書かないと一気に書けなくなる」
 その古来からの言い伝えはまやかしでも寝言でもなく、紛れもない事実だ。少なくとも自分にとっては。
 だから今わたしはこの手記を書いている。流れの止まった水が腐るように動かない筆は鈍る。錆びる。腐る。書けなくなる。
 過去の偉人の言い伝えは正しい。
 書くのは10分でもいい。というか、忙しくて時間がないときは、とりあえず10分だけでもと自分に言い聞かせないとキーボードを打とうとは思わない。30分やそこらのまとまった時間を確保しようとするから書けない。それに30分時間を確保したところで、だらだらやってたら10分で書けるだけの文章を書けないし、質も良くならない。

 今日の仕事は朝から大変だった。もうほんと嫌すぎて吐きそうだった。でもなんとかやり過ごして、仕事が一段落ついたのが午後9時。そこから食事したりしてたら、もう10時だ。軽く夜の散歩して10時15分。食器洗いで10時30分(途中でやめた)。そこから10分小説書いて、さらにプラス10分でこの日記を書いている。
 自分は嫌なことがあると負のループに入るので、余計な思考が入る余地がないくらい何かをしていた方がかえって気が紛れる。何もしていないよりも、何かをしているときの方がかなり気が楽だ。作業して疲れてさっさと寝ちまうのがいい。
 昨晩は眠れなかったので、今日こそはぐっすり眠れるといいな。

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