日南日々來 Hinami Hibiki

ひなみひびきと読みます。以前はH2というペンネームで活動していました。小説を書いていま…

日南日々來 Hinami Hibiki

ひなみひびきと読みます。以前はH2というペンネームで活動していました。小説を書いています。noteは主に日記置き場。

最近の記事

15分日記 2021.9.8 Web投稿のジレンマ

 砂場遊びの感覚でnoteを使うことは一長一短だと、薄々感じていた。  誰かに見せることを想定していない、手書きの日記をしたためる程度の気持ちで書いている文章は、やはり人様に見せられるようなものではない。自己満足でしかない。自分以外で喜ぶのは、他人のプライベートを覗き見するのが好きな変態くらいだろう。  ただでさえまとまりのない思考の垂れ流しを、このようにWeb上で晒すことによるメリットは何があるのだろうか? 文章をアウトプットする思考回路を身に付けるためだ。ならば、お粗末な

    • 10分日記 2021.9.7 めんどくさい病

       私は今、めんどくさい病にかかっている。言わずと知れた、何もかもが面倒になってやる気が起こらなくなる病だ。  あれだけハマってたヨガを、肩こりがあるにも関わらず、今日は先延ばしにした。やったらやったで気持ちいいはずなのに、めんどくさいと言い訳をつけてやらない。これを病気と呼ばずに何と呼ぶのか。  面倒だといいながらも、小説だけはちゃっかり書いた。1500字弱ほど。平日にしてはよくやった方だと思う。あらかじめ何を書くか頭の中にイメージができていただけあって、短時間でさくっと書

      • 10分日記 2021.9.6 好きなSF小説・ミステリ執筆再開・今日、やる

         まずは仕事のこと。  今日はあんまり頑張りすぎずに頑張った。頑張るからキツくなる。だから頑張るという感覚を持たずに、なるべく自然体で仕事した。自然体でいると楽だ。意識が自分自身よりも他人に向くので、自意識過剰によって生ずる余計な悩みに苛まれずに済むのだ。悩みとは意識が自分に向きすぎることで生じる。なーんて、悟ったようなことを言ってみた。  昨日、自分の好みのSF短編に出会った。『SFの書き方』という本の巻末にある実作例①『二本目のキュウリの謎、あるいはバートレット教授はな

        • 10分日記 2021.9.5 模様替え・筋トレ・SFのこと

           昨日は久しぶりに書斎の模様替えをした。  書斎というと聞こえはいいが、そんなにたいそうな感じの部屋ではない(それでも書斎が無かった生活と比べるとかなり快適だ)。4畳半ほどの、執筆・テレワーク・トレーニングの目的を兼ねた部屋である。最近は家族の寝室が手狭になってきたので、この部屋に布団を敷けるだけのスペースを確保する必要が出てきたのだった。布団を敷くだけなら何とか出来たけど、部屋の中央に取っているデスクや、トレーニング機器の隙間を縫って毎晩布団を持ってくるのが大変だったので、

        15分日記 2021.9.8 Web投稿のジレンマ

        マガジン

        • インサイド・アウト(長編小説)
          日南日々來 Hinami Hibiki
        • 15分日記
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        記事

          10分日記 2021.9.4 燃え尽きる

           日記のタイトルとヘッダ画像を変えてみた。以前やっていた5分日記と15分日記の間をとり、10分日記にした。  昨日は日記をさぼった。もともと気まぐれでやっていたので、さぼるも何もないのだけれど、一週間続けていたものをやめると、やっぱり「さぼった」という感覚は強くなる。  人によっては、こういう罪悪感を利用して頑張る人もいるのかもしれない。でも自分は、罪悪感をモチベーションにすると、ただの「やらされ感」に成り下がってしまう。こうなると義務化された作業みたいな感じになって、長期

          10分日記 2021.9.4 燃え尽きる

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          各種日記の見出し画像

          各種日記の見出し画像

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          止まれ (文舵練習問題 第1章-①)

           いつも通り7時ちょうどに家を出て、駅へと向かう細街路の十字路に差し掛かったときだった。〝止まれ〟の標示がある白線で少しも減速することなく突っ込んできた黒いワゴン車に私は撥ねられた。ゆうに五メートルほど吹っ飛んだのに、なぜか無傷だった。  運転手は私と同じ40代くらいの男だった。短髪だが清潔感がなく、髭は剃られているはずなのに生え立ての芝生のように青々としている。スーツなのにワイシャツがスラックスから大きくはだけていて、運転マナーどころか身だしなみまでだらしない。同じはだけ

          止まれ (文舵練習問題 第1章-①)

          2021.9.2 きまぐれ日記

           あー、つらい……。  一言目からマイナス発言で嫌な気分にさせてしまったかもしれないが、今のぶっちゃけ心境は端的に言うとこんな感じである。  特に何か嫌なことがあったわけではない。むしろ心配事は日に日に解消していて、一応は前進している感覚があるのでけっして悪い日々ではない。だけど心配事というのは解決した分だけまた増えていくもので、それは前進していようと後退していようと現状維持であろうと変わらなかったりする。まだ前進している感覚があるだけマシだというだけ。気持ちが軽くなるわけ

          2021.9.2 きまぐれ日記

          きまぐれ日記 2021.9.1

           今日は早い時間に仕事が終わった……のだが、取引先の人からの電話を待っていて、なかなか着信が来ないので、会社から支給されたスマホを常に携帯しなければならない事態に陥っている。まあ、スマホは携帯するためのものだから本来の用途と満たしているといえばそうなんだけど。気が休まらないことこの上ない。 「気が休まらない」で思い出したんだけど、朝、すっきり目覚めるという経験が人生でほとんどない。朝起きると、不快で不快で仕方ない。目覚めると同時に(あるいは目覚めるより前から)脳内で勝手に一

          きまぐれ日記 2021.9.1

          きまぐれ日記 2021.8.31

           今日も短時間でざっと日記を。  あまり考えずに脳内に浮かんだものを手当たり次第に文章起こししている感じなので、支離滅裂なところが多々あるかもしれない。  今日も一日中仕事だった。仕事以外の時間はヨガをしたり、散歩したり、割と充実していたと思う。つい先ほど、小説も10分ほど書いた。10分で書けるのは、小説なら400文字前後。日記だと600字前後っぽい。これは続けてたらだんだん伸びていくのだろうか? しばらく試してみたいと思う。(といいながらすぐに飽きる可能性大)  なんだ

          きまぐれ日記 2021.8.31

          きまぐれ日記 2021.8.30

          「一日でも文章を書かないと一気に書けなくなる」  その古来からの言い伝えはまやかしでも寝言でもなく、紛れもない事実だ。少なくとも自分にとっては。  だから今わたしはこの手記を書いている。流れの止まった水が腐るように動かない筆は鈍る。錆びる。腐る。書けなくなる。  過去の偉人の言い伝えは正しい。  書くのは10分でもいい。というか、忙しくて時間がないときは、とりあえず10分だけでもと自分に言い聞かせないとキーボードを打とうとは思わない。30分やそこらのまとまった時間を確保しよう

          きまぐれ日記 2021.8.30

          きまぐれ日記 2021.8.29

          「きまぐれ日記」なのに3日連続で続いていることを、まずは褒め……(略)。  今日はようやく、ロバート・A・ハインラインの『夏への扉』を読み終えた。冒頭のあたりで止まってなかなか読み進められなかったのだけれど、昨日で一気に読み進め、今日の午前中に読み終わった。全体の25%くらいのところで急に面白くなったのを覚えている。なので、同じように冒頭のあたりで読むのをやめてしまっている人がいたら、まずはそのくらいまで読んでみてはどうだろうか。もしかすると、めくるページが止まらなくなるか

          きまぐれ日記 2021.8.29

          きまぐれ日記 2021.8.28

          「きまぐれ日記」なのに2日間連続して投稿していることを、まずは褒めていただきたい。  さて、昨日の日記で「創作のことで近頃ちょっとした発見と進歩もあった」と記した件について、今日は少しだけ書きたいと思う。まとまりきってないので、たぶん今日だけでは書き切れないかな。    * * *  最近、noteで小説を投稿することはめっきり減ったけれど、地味に活動はしていて、短い小説を書いては小さなコンテストに応募するようなことを細々とやっていた。  最後に応募したのは、とあるWeb

          きまぐれ日記 2021.8.28

          きまぐれ日記 2021.8.27

           なんかもやもやする。  そう。久しぶりに日記を書こうと思い立ったのは、生存報告のためでもなく、愚痴を垂れ流すためでもなく、なんとなくもやもやする気持ちを自分なりに整理したいからだ。といいつつも、これは結果的に生存報告も兼ねているだろうし、(自分はそう意図していなくても)第三者には愚痴のように読めてしまうかもしれない。などと、そんなまどろっこしいことはさておき、本題に入ることにする。  今日はいろんな出来事があったせいで感情が非常に乱れている……と思っていたのだが、こうして

          きまぐれ日記 2021.8.27

          ただの日記 2021.6.11(金)

           ふと、またここで日記を書こうと思い立ちました。  いつまで続くかはわかりません。今日書いて、また数ヶ月後くらいに急に思い出したかのように書くかもしれませんし、そのまま書かないかもしれません。でもひとつだけ確かなのは、日記にせよ、小説にせよ、ツイッターにせよ、何らかの形でどこかに心情を吐露しないといられない状態にあるということ。  僕は、あまり話すのが上手ではありません。文章を書くのもそれほど上手な方ではないと自覚しておりますが、それでも話すよりはまだ良い方だと思っています

          ただの日記 2021.6.11(金)

          私たちが結婚して2のn乗日後

           朝起きて、寝息を立てているダーリンにキスをして、こんがりトーストとブルーベリー入りのヨーグルトを食べて、家を出る。  仕事を終え、家に帰ると、ゆっくりお風呂に入って一日の疲れを取る。それからダーリンが作っておいてくれた夕食を食べて、もちろん、ダーリンとふたりで床に入る。  翌朝、またダーリンにキスをして、今度はヨーグルトに国内産のハチミツを入れて、よくかき混ぜて食べる。  ずっと追い求めていた、平凡で平和な暮らし。だけど日々は無情に過ぎていく。歳を重ねれば重ねるほどに

          私たちが結婚して2のn乗日後