今日は早い時間に仕事が終わった……のだが、取引先の人からの電話を待っていて、なかなか着信が来ないので、会社から支給されたスマホを常に携帯しなければならない事態に陥っている。まあ、スマホは携帯するためのものだから本来の用途と満たしているといえばそうなんだけど。気が休まらないことこの上ない。

「気が休まらない」で思い出したんだけど、朝、すっきり目覚めるという経験が人生でほとんどない。朝起きると、不快で不快で仕方ない。目覚めると同時に（あるいは目覚めるより前から）脳内で勝手に一日のシミュレーション映像が流れ始める。そのシミュレーションの中では、とにかく悪いことばかり起こる。最悪シナリオを想定しているといったら聞こえはいいが、気分はかなり悪い。あーもう面倒くさい。何にもしたくない。人間なんて嫌い。死んだ方が楽になるかも。そんな感情に支配される。
　寝起きは、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールいう物質が分泌されるらしいので、目覚めが不快なのは、もしかしたら誰でも一緒なのかもしれない。
　でも、だからこそ言いたい。
「みんな、この不快感を毎日耐えてるの！？　すごくない！？」
　いやまじですごいよ。

　そんな毎日なんだけど、わかったことがある。
　重い体を持ち上げて、10分くらいウォーキングすれば少し気分が和らぐし、そのあとにヨガをやると、嫌な気分はほとんど消え去っていたりする。嫌なことを完全に忘れられるわけではないけれど、気分だけでいうと、before/afterで雲泥の差だ。これは自分的に大発見。

　ところで話は変わるんだけど、最近、近所の猫が発情しているらしく、鳴き声がかなりうるさい。普段なら微笑ましく耳を傾けるところなんだけど、今は自分のことでいっぱいいっぱいなので、寝入り間際にそれをやられるとイライラする。
　2分で眠れるアメリカ海軍式の睡眠法というのを試してみたが、ダメだった。試した後で知ったのだが、訓練に6週間かかるらしいので、付け焼き刃的な対応はできないっぽい。
　夜、物音に悩まされずにすっと眠りに入る方法はないものか……。