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10分日記 2021.9.5 模様替え・筋トレ・SFのこと

 昨日は久しぶりに書斎の模様替えをした。
 書斎というと聞こえはいいが、そんなにたいそうな感じの部屋ではない(それでも書斎が無かった生活と比べるとかなり快適だ)。4畳半ほどの、執筆・テレワーク・トレーニングの目的を兼ねた部屋である。最近は家族の寝室が手狭になってきたので、この部屋に布団を敷けるだけのスペースを確保する必要が出てきたのだった。布団を敷くだけなら何とか出来たけど、部屋の中央に取っているデスクや、トレーニング機器の隙間を縫って毎晩布団を持ってくるのが大変だったので、思い切って模様替えすることにした。

 先ほどトレーニング部屋も兼ねているといったが、ちょっとだけ本格的で、ダンベルだけでなく、バーベルとベンチプレスの器具まである。そんなのジムで借りればいいじゃないかと思う方もいらっしゃるかもしれないが、ジムでウェイトトレーニングをやるというのはなかなかハードルが高い。特に自分のようなアンガールズもびっくりなガリガリ体型となると、明らかにナメた態度を取られる。
 おそらく現代でも、女性は男性から下に見られがちな風潮は残っていると思うのだが、それに似たような感じの見下され方をされることが多い気がする。「この人だったら何か言っても力が弱いから反抗できないだろう」みたいな算段で、言いたい放題言われることが多い。さすがに40歳を過ぎた今ではそういうことは減ってきたけど、10代、20代の頃はひどかった。当時のトラウマもちょっとあり、人目が気になりすぎてジムでトレーニングしても落ち着かないので、自宅にトレーニングセットを用意したというわけだ。
 トレーニング機器を自宅に用意したのは良いけど、いざ筋肉をつけて体を大きくするとなると一筋縄にいかない。急激に筋肉をつけようとすると、強烈な肩こりに悩まされることになるからだ。たぶんトレーニングする部位が偏っていたり、やり方がまずいのだろう。トレーナーをつけて鍛えた方がいいのかもしれないが、そこまでする金銭的な余裕はない。
 ということで、いったんトレーニング機器を解体して、布団を敷いたりヨガをするためのスペースを確保した。肩こりがひどいときはヨガをするとかなり楽になる。しばらくはヨガで体を整えて、また折りをみてトレーニングを再開することにする。

 小説執筆のモチベーションは相変わらず低迷したままだ。こないだ投稿した「止まれ」という習作も、30分ほどでスピードと感覚重視でさっと書いたものなので読み返すのが怖い。読み返したら、たぶん嫌になって消すだろう。
 小説についてぶっちゃけ最近思うのは、SFっていうジャンルはやっぱりよくわからないということだ。自分が思っているSFというジャンルと、世に出回っているSF小説(特に短編)は、なんか違う。広義のSFと言われたらそうなのかもしれないし、作品としてはうまくまとまっていて含蓄のあるものに仕上がっていると思うことは多いけれど、自分がSF小説に求めているのはそういうことじゃないんだよな、と微妙な心境になる。SFには、やっぱり僕の想像力を越えたところでストーリーを展開して欲しい。(書いていて思ったのだが、SFは長編と短編とでは大きく性質が異なるのでは?と思った。自分が求めているものはたぶん短編では表現し難いものなのだ)
 もしかしたら、自分のSF感は時代遅れなのかもしれないとも思う。いや、きっとそうなのだろう。世の中のトレンドを研究して、それに沿った作品を書いた方がウケがよくなるのかもしれない。わかっていてもそういう作品を書かない(書けない)のは、小説を書くにあたっての覚悟が足りないからなんだろうなぁと思いつつも、そんな覚悟、クソくらえとも同時に思っている。

 最後に余談だが、10分日記と謳いつつも、勢いで25分も書いてしまった。タイトル詐欺ごめん。

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