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桜を惜しむ散歩道

あたたかい日が続いています。
10年ぶりの遅咲きと言われた桜の木々は、とうに薄い、やわらかな葉をつけて、残る花弁はわずかばかり。

さいきんの外出

散歩には良い日和で、家人とも探検と称して度々出かけ、家の近所を散策し、楽しんでいます。
1月頃は凍えるような日が多かったので、運動もそこそこに帰宅することがほとんどでしたが、最近は、少し遠くまで歩いて、ふらっとお店に立ち寄ることも しばしば。

自分の身体が、冬の窮屈な寒さから解放されているのを感じます。
これで桜さえあればなぁ、と。
散歩途中に、つい2週間前まで真っ白だった桜並木を見ると、この温かさがすこし、恨めしくも思えます。

花がおおかったころ


一方で、ネコ。

3月の末から、よく見かけるようになりました。
今日も、草むらの中で寝そべっていた黒猫を、家人が見つけました。
スライムのような形状で、腹を土につけて横になっているところを見て、家人は興奮した様子で、固く拳を握りしめ、唸っていました。

その人は、猫のことが好きで好きで、たまらないのです。
かくいう私も、猫を見ると顔が溶け、人から指摘される程度には好意を持っています。

これから

あっという間に散ってしまった桜。
寂しいので、今からお花見の計画を練って、来年は思いっきり楽しめる年にしたいところです。

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