僕たちの妊活物語「男性不妊]だったけど45歳でパパになれた

はじめに

こんにちは。はせにいです。今回、兼ねてよりご要望いただいておりました、「男性不妊だった僕が45歳でパパになれた秘密」について執筆しました。

突然ですが、質問です。みなさんの周りに妊活で悩んでいる人って実際にそれくらいいると思いますか。

厚生労働省の発表では、2021年で10万組を超えています。割合でいうと5.5組に1組、20%近くに上ります。

さらに体外受精で誕生した子どもの数2019年には、6万598人、14人
1人。学校の置き換えたら1クラスに2人か3人は体外受精で誕生している計算になるんです。

何が言いたいのかというと、今は、妊活や不妊治療はごく当たり前の時代だということなんです。

なのに、妊活や不妊治療について無知な男性が多い。そのことで女性が悩み苦しんでいるという現実があります。

僕もその一人でした。


こんな悩みをお持ちではありませんか。

・はやく赤ちゃんがほしい

・年齢が気になる

・夫が妊活に積極的に取り組まない

・タイミングがプレッシャーになる

・仕事と不妊治療の両立が大変

女性が、妊活や不妊治療に関して最新の情報を収集し、通院し検査や治療をしているのに、男性が検査や治療をしないことで、チャンスを逃しているケールが非常に多いという現状があります。


データで見ると、5.5組に1組が妊活の悩みを持つ現代の日本。その半分が男性側に原因があることが分かっています。

男性不妊を超えて、子どもを授かった僕自身の経験を踏まえ、夫婦での妊活に少しでもお役にたてるように、男性不妊に関することをシンプルに要点を
書きました。本書が妊活でお悩みの方の一助になれば幸いです。

男の無知が女性を苦しめる


妻に泣きながら、「赤ちゃんがほしい」と言われ、最初は渋々、精液検査を受けました。妻が子宮内膜症の手術をしたり、約3年間の妊活には離婚危機など紆余曲折がありました。

『そのうち出来るだろう』と気軽に考えていた僕と、定期的に婦人科に通う妻。かなりの温度差は大きなものでした。

何も知らない僕は、何となく耳にしていた『人工授精」とか「顕微授精」とか病院にいきされすれば、赤ちゃんはできるんだろうなんて気軽に考えていました。無知で無神経な男の典型でした。

妻が何を焦ってるのかわからない?

これまで子供が授からないことに、特に疑問も感じず、妻が子供が欲しいという度になんとなく、言い訳をしていました。

妻が病院に通い、検査をしたりしていても、自分には問題がなく、そのうちできるだろうと。

妻が焦る理由が分からない。なぜ、そんなに子どもが必要なの?
自然にまかせてたらそのうちにできると思っていた僕。

NHKやフジテレビなどメディアでも、不妊の特集をするようになって初めて妻が焦っていた理由が分かりました。

いつまでも出来るわけじゃないんだ!はじめて妻と向き合いました。


はじめての精液検査

何もないだろうけど、妻も納得するだろうと軽い「感覚」で受けた「精液検査」。

運動率が悪い…奇形率が高い.…「原因はあなたです!」
それまでの根拠のない自信を打ち砕くDr.の言葉。


え???????????

僕のせい?酒のせい?1日3箱吸う煙草?
83キロに成長したメタボ体形?

”精子の数値は、体調によって変わるから
検査は一度だけじゃなく、2回は受けた方がいい。”

様々な思いが走馬灯のように頭を駆け巡り、
言われてることが全然頭に入らない。

「科学」的な事実として、不妊の原因が僕にある事を知りました。

”感覚より科学”。

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