ムッチ先輩がモテる理由
ムッチ先輩をご存知だろうか？
彼の好感度が今、私の中で
猛烈にめちゃくちゃ、上がってる。
TBSテレビドラマ
『不適切にもほどがある』の登場人物の1人。
ご覧になってる方とも是非この思いを共有したい。
私は"トモダチ" のNetflixで
追っかけて観てるためタイムリーじゃ無いのはお許しを。
TVerなどでも観れるらしいね。
ところで
何故ムッチ先輩かというと。
前回6話での
(以下 若干のネタバレ感があるかも)
彼は
お腹いっぱいすき焼きを食べた後
お腹痛くなってトイレにこもってた。
すると部屋から聞こえてきた
"衝撃の事実"に
ワナワナと震え涙声で登場。
涙ながらに
「出るタイミングわかんなくなった」と話す彼に
「居たのか！？」と
聞かれては困る話だったため驚くお父さん(阿部サダヲ)に
「なんで居ないことになったぁ！」
と
"黙って帰るような
ナメた奴じゃねーし俺！"と
心の中できっと憤慨した彼は続ける。
「帰る時ちゃんと
お邪魔しました言うから！」
「こう見えて
ケジメあるし！」
と涙ながらに
混乱してまとまらない気持ちと
普段はツッパリヤンキー風な彼が、
大人に自分は"真っ当"だと訴えたい
"少年"の真っ直ぐな気持ちが
溢れ出るその様子に
さすが昭和のヤンキーはこうだよな。
白のブリーフ履いてるだけあるわ〜と
感動すら覚えた。
「なんか、なんか」を連発する様子はその年頃特有の
"まとまらない想いが口から出ちゃう"感にも懐かしく共感し、
微笑ましかった。
物語の昭和時代も大体リアルにわかっちゃう年代の私。
短ラン、ボンタン、
その幅の意味と誇りとケジメ。
潰した学生カバンに濃いめのリップと
セーラー服に超ロングプリーツ。
懐かしいよ。
自分は当時どんなだったかって、
ビートルズのマッシュの髪型に
制服のブレザーネクタイが
かっこいいじゃん、
(誰もやってないし)と思って
ガッチリマッシュで登校したら
上級生のヤンキー達に真顔で
二度見されたっけね。
もちろん絡まれるなんて、
あり得ませんよ。
※実際のヤンキー達はそんなのあんま居ないんじゃないかと思うよね。
ケジメ、あるからね。
学年の2割程
スカートは超ミニになりつつあった時代だけど
ほぼ純子風は居たよねと思い出す。
姿だけヤンキー
(みんないい子だった)
(よく一緒にサボって部活の時間に間に合うように学校に原チャリで送ってもらった) がゴロゴロ居たあの頃、
遊びに行くどの家も今みたいに
お洒落で洗練された感じじゃなくて
ザ・日本家屋！って感じの
だだだぴろい大きな玄関に
威圧感満載の
でっか〜い輪切りの木のついたて？がどどぉーんって 飾ってあったりした。
大きな廊下が大体目の前にあって
それに面した居間を通り過ぎて
2階に上がるような作り。
その居間には大抵お婆ちゃんとかが居るから
「お邪魔しま〜す」って言うと
"はいよぉ〜"とか言ってもらって
夕方帰る時
「お邪魔しましたぁ〜」って言うと
お父さんとかお母さんが居間に加わってて、
「まだ居たんか！女の子が帰れ！」って叱られてビビる時もあったけど笑
良いパターンだと
"夕飯たべてかねんか？"←方言？
なんて声かけてもらってたっけ。
どれにしたって、どの子も
愛だとわかっていたよね。
ドラマの中でも
父:「おい！ブス！いつまで寝てんだよ！！起きろっ！！」
娘:「うっせぇ〜な！チビゴリラぁ！！」と
今ならとんでもない会話が繰り広げられるているけど。
深い繋がりがあるからこそ、
お互いそれがわかっているからこそ
だよなーって
ほっこりしちゃって
なんかニヤニヤしちゃう。
勿論、普通にめんどくさい時も
当然あるけど
大人が声かけてくれる回数や内容は
昔の方が
わかりやすく愛情を感じざるを得なかったし、
子供の方にも
"グレたくてもグレられない"
それこそ
"ケジメ"みたいなもんがあったよなあ。
なんて。
ファッションについても、
昔の方が色気と力強さを感じたよねぇ。
気合いの入った制服に、
濃いめのリップの女の子もそうだけど
昭和にトリップしたキヨシが
お母さんに
「受け付けないビジュアル！」と言われた、
バシッとコームが通った髪型は、
なんかキヨシを大人っぽく見せたし急に色気が増したように見えた。
なよっとしたキヨシが
恋をしたコドモ特有のオーラを放ち、
外見を整え
気持ちを主張するところとかの
一気に階段駆け上がってオトナになっちゃう成長感がなんとも言えず
カッコいい！
と思って、
おばちゃん、ニヤニヤしちゃった。
イケメン キヨシも好きだけど、
ムッチ先輩がツボな今日この頃。
先のシーンだけを繰り返し
３回みてしまいました。
ああ、来週が楽しみ。
面白いから
まだ観たことない人、是非観てね！
以上です。
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