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もし 地球に人間がいなかったら 山はない


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もし地球に人間がいなかったら
山はない
山と名づける人間がいないのだから
ただ 地球の一部が高く盛りあがった部分

川もない
川と名づける人間がいないのだから
ただ 地球の長い溝に水がながれているだけ

山も川もそれを決めて名づけなければ
ないのとおなじ 地球と分けられない

地球上のあらゆるものは
名前をつけなければ 分けられない

すべてはそのまま まるごと地球
地球そのまま ただひとつ


*この詩は詩画集「ぼくは宇宙のかけら」全31篇の第22篇です。
他の篇はこの詩画集からごらんになれます。

朝、めっきり涼しくなってきました。
10月も中旬です。
きょうも天気が良さそうなので、
ラジコンヨット行けそうです。
いい風吹いてくるかな。

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