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コモカフェプレス vol.5

【メンバー以外の方へ】コウモリを知り、親しんで頂くためには、冒頭からシリアスでディープな話題を取り上げるのもどうかと思い、冒頭では楽しめるコウモリ雑学を特集しています。noteの無料ラインには、毎回コウモリ雑学の一部のみが表示されますが、中身では世界のコウモリに関する詳しい解説や、海外のリアルなコウモリ事情等もマジメに書いています。コウモリファン、コウモリに詳しい方もお気軽にどうぞ。

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クラシック音楽ファン、特にオペラファンにとって、コウモリといえばヨハン・シュトラウス2世の『こうもり』では? " オペレッタの最高傑作 " と言われて、国内外で頻繁に上演されている人気演目です。

シュトラウス2世の父、シュトラウス1世は『小鳩のワルツ』『うぐいすのワルツ』『つばめ』といった “ 鳥モノ " を作っていて、息子はコウモリ。面白い (´ェ`)

そのポスターや告知画像にはほぼ100%コウモリがデザインされています。華やかなものや楽しいもの等、バラエティ豊かですよ。(上の画像は海外の公演から 出典)

★オペレッタ『こうもり』とは?


…と、いかにも知った風に書いていますが、私は生のオペラ公演を観たことのない「オペラ素人」…すみません(-ω-;) (クラシックは好きで、ヨハン・シュトラウスだけを演奏する、ウィーン・フィルの来日コンサートには行ったことありますが) 
そんなわけで『こうもり』も名前しか知らない…(´ω`)トホホ
今はyoutubeでも観れるけど、オペラは個人的にあまり…でもコウモリ好きならこの演目をスルー出来ないので、ネットで調べた内容を中心にまとめました。もしメンバーさんにオペラファンがいて、「ここは違う」があればご指摘を (-人-)タノム

● 『こうもり』概要

『こうもり』(ドイツ語: Die Fledermaus)は、ヨハン・シュトラウス2世が1874年に作曲し、同年4月5日にアン・デア・ウィーン劇場で初演された全3幕のオペレッタ。ロデリヒ・ベンディックスの喜劇『牢獄』(1851年)に基づいて、アンリ・メイヤックとリュドヴィック・アレヴィが執筆した喜劇『夜食』(1872年)を原作としている。復讐の内容だが、全編がコメディの喜劇。

数あるウィンナ・オペレッタの中でも最高峰とされる作品で、「オペレッタの王様」ともよばれている。ヨハン・シュトラウス2世特有の優雅で軽快なウィンナ・ワルツの旋律が全編を彩り、その親しみやすいメロディーは全世界で愛されている。ウィーンをはじめドイツ語圏の国々の歌劇場では年末年始恒例の出し物となっている。

●なぜ、こうもり?

登場人物のファルケ(男性)は3年前の仮面舞踏会にこうもりの扮装で出かけた。その帰り、ファルケとアイゼンシュタインは一緒に森を通って帰ったが、アイゼンシュタインは酔いつぶれたファルケを森に置いて来てしまった。
そのために翌日ファルケは日も高くなった中、仮面舞踏会のこうもりの扮装のまま帰宅する破目になり、それを見た近所の子供から「こうもり博士」というあだ名をつけられて恥をかいてしまった。ファルケが実行する「恥の復讐」の物語。(私)コウモリの仮装がタイトルの由来?
  

オペレッタ『こうもり』をベースにフランスの巨匠ローラン・プティが1979年にバレエ化した、バレエ版『こうもり』もあるし、巨匠カール・ベーム指揮、ウィーンフィル演奏の映画版『こうもり』もあります(ココ)

まずは名門歌劇場の正統派ポスター。いかにもヨーロッパの風格。

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